エッセイ

道路の話と工夫という寄り道が、結果的に一番早く目的地に着く方法

 全ての道はローマに通ずということわざがありますが、日本は島国なので空路陸路を使わない限りローマに通じておりません。と言葉どおりに捉えると何ともつまらない意味になってしまいますが、ご存じのとおりその意味は「目的までの手段や方法は、何通りもあることの例え」だそうです。

 

 確かに目的を果たす為には色々と方法があると思いますが、到達するために通る道は、近道、寄り道、脇道、回り道と色んな道があり、当然平坦な道ばかりでなく、上りも下りもあると思います。

 

 テーマが道路ですが、これを道に変えると更に意味合いが広がって、哲学的宗教的な見方や武道芸道まで含めると一生かかっても学びきれないと思います。そんな概念的な要素に触れるほどの見識がないのでとても掘り下げれませんが、単語から単純にふと「哲学の道」を思い出しました。

 

 有名な京都の銀閣寺周辺にある琵琶湖疎水沿いの道がそう名付けられているのですが、なかなか思慮深い名前ですよね。日本の道100選にも選ばれているそうです。すっかり観光名所として定着していますが、この名前でなかったらここまで有名にならなかったかもしれません。

 

 結構いい年になるまで琵琶湖疎水の存在を知らなかったのですが、明治時代に作ったんですから当時から凄い技術ですよね。見た時は感嘆しました。

 

哲学の道とは離れていますが、これは琵琶湖疎水のうちの水路閣。

 

 名前ってとても大切で商品が売れる売れないもネーミング1つにかかっていると言っても過言ではないと思います。何が人にウケるかなんて分からないものだなぁと考えてしまいます。各地域ブランド品の中には、名前だけで地域を代表して売れている様に思えるものもたくさんある様に感じます。結果だけ見ると簡単そうに思えますが、立派なアイデアですし大変な努力があったのかもしれません。

 

 結果にたどり着くためにどんな方法を使ってもいい訳ではありませんが、できれば後から後悔のない方法で達成したいですよね。実は寄り道して近道ではない方が色んな副産物が手に入る事もあるでしょうし、その時に余分だと思った苦労が経験となって後から役立つかもしれません。とはいえ、愚直に考えもなく取り組むのは、なにかと無駄が多く時間や労力がもったいないので、工夫をして上手に楽をしたいですね。それもある意味工夫という寄り道をして、結果的に早く目的地に着くのだと思います。

 

 頑張ることは基本で当たり前だと思いますが、なるべくスマートにやりたいものです。自分ができているかはとても言えませんが...

 でも、一生懸命な人には、好感が持てますね。

 

個人的にこういった小路が好きです。 今回は道路から道になり、方法論になってしまいました。

 

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