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富山観光と冷たい汗が出るタージマハールのブラックカシミールカリー

2020年10月6日

僕は、愛知県在住なのですが、御縁があって富山県へ行くことが、一時よくありました。

2008年に東海北陸自動車道が全面開通して以来、愛知県と富山県のアクセスがバツグンによくなりました。愛知県の一宮市を起点に、岐阜県を通過して富山県礪波市に至る高速道路です。

高山市に行くのも、この道路を利用するのがたいへん便利です。

また、東京からも北陸新幹線が止まる駅が3つもあり、「富山きときと空港」もあるので、全国的にみてもアクセスがよくなっています。

富山県には、いろんな美味しいものがあって、観光名所もたくさんあります。

でも、今回の目的地は、一緒に出かけた友人が、学生時代によく行ったというカレー屋さんでした。

高岡市に宿泊し、富山県を少しだけ楽しみながら、現地へ向かいました。

 

高岡大仏は、日本三大仏に数えられています。

地元の銅器製造技術の粋を集め、1907年より26年の歳月をかけて完成したそうです。

承久の乱をさけて越中に入道した源義勝が木造大仏を造営したことだといわれています。

かなり立派です。

町中を歩いていると、突然現れます。

 

夜はライトアップもされて、見ごたえバツグンです。

 

夕食は宴席を設けていただきました。高岡市で造られている「勝駒」という日本酒が鎮座しています。

この「勝駒」は、あまり量が作られていないので、地元の方でも手に入りにくいそうです。

「不容偽」(偽りを容わず)を理念とし、量産をしない、種類を増やさない、酒質を第一にした酒造りをしているとのことで、その姿勢がカッコいいですね。

 

その味わいは、すっきりとしてかなり飲みやすいです。

ラベルを見てみると

小さな手造り酒やですから年に、そう、こっぽり(沢山)とはできません。
造り手、僅か五人で、こつこつと一心に醸っています。これまでも、そうでした。これからも、そうです。年に少量。でも、量産では出せないうまさを醸り続け、守ってゆきたい(「真の贅沢を知る酒」-そう評して下さった方がいました)。誇りをもって-「わたし達は、富山でいちばん小さな造り酒やです。

「こっぽり」という方言もステキですね。

日本海の魚との相性が素晴らしかったです。

 

その後は、定番の富山ブラックラーメン。

醤油が効いていて、飲んだ後の〆に最高でした。

 

高岡市を出て、氷見市へ向かいます。どちらも藤子不二雄先生にゆかりのある町ですね。

 

お魚も新鮮そうでしたが、お土産にするには、少しつらいですね。

調理されたものを食べて帰ることにします。

寒ブリの時期にまた来たいですね。

 

晴れていれば海を隔てて、立山連峰が見えるそうです。

 

道中立ち寄った雨晴海岸でも、晴れていれば絶景がみえる様です。

 

「VISIT富山県」さんのサイトから借用しました。

絶景ですね。

 

そして目的のカレーを食べに富山市内のカレー屋さんへ向かいます。

正確にはインド料理屋さんで、富山県内や新潟県内にいくつか店舗があるお店です。

高岡市にもあったのですが、折角行くならと友人が学生中に通っていた本店へ行ってきました。

 

到着!早速中に入ります。

 

夜はこんな風にライトアップされます。まさしくタージ・ハマルです。

メニューにはたくさんの料理が記載してありましたが、注文するのは友人イチオシのタージを代表するという、「ブラックカシミールカリー」一択です。

食べる前に友人から、冷たい汗が流れますよって言われました。ちょっと恐い。

 

確かに黒いですね。辛い物は赤いと思っておりましたが、そうでもありません。

食べてみました。これは本当においしい!

ちょっと遅れて、日頃食べないような辛さが追っかけて来るのですが、とても味にコクがあります。

これだけ辛いと、味なんて感じていられなくてもよさそうですが、どんどん進みます。

個人的にこれは、ライスですね。ナンでは合わないと思いました。

ルー、御飯、ルー、御飯とどんどん食べていけれます。

でも、しっっかりと辛いです!

熱くないのに汗がどんどんと噴き出しています。

「冷たい汗」とはこのことか...

やっと意味を実感できました。

 

他にも「シーク・カバーブ」を注文。

そんなに辛くないのですが、スパイスが効きまくっています。

これも美味しい!!

 

お会計をしようとレジにくると、お持ち帰り用のレトルトが売っていました。

つい、大量購入してしまったのですが、辛くて奥さんや子供は食べることができずに、僕が独り占めすることになってしまいました。

結果オーライ。

 

次回は更に辛いという、「グリーンカシミールカリー」にチャレンジしてみたいと思います。

もうこの頃には、何故か、赤いカレーの方が辛く見えなくなってしまいました。

 

富山県へ旅行に行かれた方、旅先でカレーかぁ...なんて思わずに是非とも立ち寄ってみて下さい。

きっとレトルトで持ち帰りたくなりますよ。

 

お店のサイトから通販もできますので、よかったら試してみて下さい。

この店のファンだった友人は、交渉して地元に店を出したいと当時から今でも、ずっと思っています。

FC店があるようですので、その内実現させちゃうかもしれません。

そうなったら、いつでも行けるので、本当に実現してくれないかなと思う今日この頃です。

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