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めがねに困って世間の困り事を解決することが商売の原則と気が付いた

2020年2月15日

段々と視力が落ちてきて、時折めがねを作り直しますが、物が見えにくいというのは本当に不便です。

ここ数年は老眼も入って来ているから、運転用のめがねと、仕事でパソコンを見るめがねを使い分けないと、どうも具合が悪い。

もっと近い距離になると、めがねを取らないといけない場合もある。


1つのめがねで全部の距離がまかなえれば、一番いいのだけれども、遠近両用めがねも使い勝手が悪そうで、なかなか手が出ない。

ゴルフの時なんかは、使い捨てのコンタクトレンズを付けたりしますが、そうそう外して見るわけにもいかないので、近い物が見えにくくってしょうがない。

コンタクトレンズにも遠近両用があって、一度試してみたんだけど、確かに両方よく見えた。

でも、遠近両方共ちょっとずつ、見え方が弱く感じてしまったので、やっぱり片方専用の機能に軍配が上がるのだろう。

そんな折、知り合いが跳ね上げ式の2重にレンズを重ねられる、複式めがねを掛けていました。

学生時代に上から被せる事ができる、サングラスを掛けていた先輩がいましたが、なるほどこれなら1つのめがねで両方補えることができます。

めがね屋さんでもあまり見かけませんけどね。

 

 こんなやつです。

少し興味が出てきたので、色々と調べていたら、度数を変えることができる液晶レンズのめがねもあるらしい。

小さなバッテリーを搭載して、液晶部分を変化させ度を操作する様で、色んな事を考える方もいるもんだと思った。

まさに必要は発明の母なんだなぁと、感心してしまった。

とは言え、自分が買うかというと充電の手間もあるようで、もう少し自分の日常に不便さが増さないと、手が出ないかもしれない。

魅力的なめがねではあるけども、日常生活でのめんどくささは、ちょっとしたところに感じるものだと思う。

いや、でも、なんか買ってしまいそう。

自分がデジタル的なガジェットを好きな事もあるし、話のタネにも相当使えそうだ。

タッチフォーカスっていう商品名です。

視力を回復させるには、他にもレーシックや、目の中にレンズを入れる手術もあるみたいで、白内障の手術の時に同時に、視力を調整した眼内レンズを入れることができるようです。

なるほどこれも画期的ですよね。

いやな目の手術が、白内障を患う前以上によく見えるようになるなら、楽しみ?になるかもしれない。

将来の不安も少し取り除かれます。


子供の頃、めがねを掛けている子がうらやましくて、めがねを掛けたくてしょうがなくなってしまい、目が悪いふりをしていた事がありました。

母親に近所の視力回復センターなんて所に連れて行かれて、通ってしまったんですが、周りの子達より抜群に早く、回復して辞めてしまいました。

そりゃ初めから目が悪くないんだから当たり前ですよね。

本当に困っていた子達のまわりで、目の悪いふりをしていて、本当に申し訳なく思っておりました。

もう実は目は悪くなかったんです、って言い出せなくなっちゃっいました。

結局、母親には生涯打ち明けることができずに、謝ることができなかった。

母ちゃん、スマン。


しかし、文章書いてると色んな事を思い出すな。

いい事も悪い事も思い出すから、複雑ですけどね。


世の中の仕事っていうのは、今更ながら必要とされていることを満たして、役に立つ所に原点があるんだなぁと感じました。

そこにいち早く気づける方が、商売の上手な方なんでしょうね。


できる事は少ないですが、ちょっと世間の困り事を解決していくことを考えてみようかなと、今回ブログを書きながら思ったのでした。

お金儲けを上手にできそうにないですけどね。

 

日本の三大名橋って東京の日本橋、山口の錦帯橋、長崎の眼鏡橋って言われてる様です。これは錦帯橋ですが、眼鏡橋も見に行ってみたい。

 

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