しばらく前に能登半島をぐるっと一周したことがありました。
石川県には、たくさんの観光名所があって、見所が満載なのですが、珠洲市にも軍艦島がありました。
つい、長崎県の軍艦島を連想してしまいますが、珠洲市の軍艦島もなかなかの見ごたえです。
大きな岩が島として立っていて、軍艦がこちらに向かってくるかのようなので、「軍艦島」と呼ばれています。
本当の名前は、「見附島」と言い、弘法大師が布教のために、佐渡から能登へと渡る際に発見したと言われています。
「見つけた」というのがこの島の名前の由来の様でした。
この時期は、雪があったので危ないから行きませんでしたが、島まで繋がっている踏み石を歩いて近くまで行くことができます。
この海岸は「えんむすびーち」と呼ばれていて、恋人達の聖地になっているそうです。
少し寂しいところでしたが、雰囲気がありました。
もし晴れていたら、奥の方に北アルプスの山々が見えるとのことなので、壮観でしょうね。
見られずに、残念。
この壮観な景色も素晴らしいのですが、もっとお薦めしたいのが、すぐ近くにあった「幸すし」さん。
たまたま入ったのですが、ここの「皮ハギの肝あえ丼」がすごかった!
お店に置いてあった、パンフレットのうたい文句が、
「新鮮な皮ハギの身を濃厚な肝であえた丼は酢飯との相性も抜群」
とあります。
まさしくそのとおり!
皮ハギを肝醤油で食べることはありますが、丼にしちゃうところって、なかなかお目にかかれません。
かなり地味な色合いです。
しかし、その味は全く地味ではありません。
この丼、地元のお店でも作ってくれないかな。
もう1つ並んでメニューにあった海鮮丼も注文。
「鮮度バツグンの地物挙ガイ10種類以上から、旬のものをふんだんに使った丼」
数えたら、13種類もあります。
クジラまで載っておりました。これもすごい!
うならせていただきました。
皮ハギ丼は、夏場にはないかもしれないとのことなので、行かれる方はご注意下さい。
皮ハギ丼食べるためだけに行きたい!でも、愛知県からは、ちょっと遠いなぁ。
すばらしい丼だったのですが、石川県には、本当に美味しいものがたくさんあります。
「能登丼」ってご存じでしょうか?
石川県奥能登地区で提供されているご当地グルメの丼のことです。
どれも素晴らしい丼ばかりです。
皮ハギ丼を食べに行く道中で誘惑に負けそうです。
丼に限らず、美味しい食べ物が宝庫の石川県。
是非誘惑に負けに奥能登まで、出かけてみて下さい!