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世界で唯一温泉に入るサルと会える地獄谷野猿公苑へは、冬に行こう!

2020年10月26日

先日御紹介しました「渋温泉」のすぐ近くに、世界で唯一温泉に入るサルが見られるという「地獄谷野猿公苑」があります。

渋温泉から車で10分程の距離です。

 

野猿公苑はニホンザルが暮らす環境の中で、より自然に近い状態でサルを観察する施設です。

そのため、地獄谷野猿公苑は人里から離れた山奥にあります。

野猿公苑で飼っているのではなく、野生の猿がエサを求めてやって来て、温泉にも入るそうです。

料金を払って、入苑してみました。

 

研究や観察をする人には、年間パスがお得なんでしょうね。

 

この日はあいにくの雨模様。

 

建物の中では、猿の習性が紹介されています。

 

歴代のボス猿も写真で掲示されていました。

 

川に沿って進んでいきます。

 

地獄谷温泉の看板がありました。

駐車場からちょっと歩くのですが、そんな人里離れた場所に宿泊することもできます。

猿がやって来る秘湯「地獄谷温泉後楽館」さんです。

 

野猿公苑の中にあると言ってもいい立地です。

秘湯です。

 

※後楽館さんのサイトより

江戸末期の創業で、かなり歴史があります。

看板にあるように、温泉ちまきが名物です。

 

進んでいくと「大噴泉」がありました。

 

今は一つしかありませんが、江戸の末期創業当時には、鬼地獄、油地獄、小便地獄などと言われた噴泉が数多くあったそうです。

 

川まで来てみると、猿がたくさんいました。

 

野生の猿ですが、人間を全く警戒していません。

 

何匹いるのか分からないくらい、そこら中にいます。

但し、野生ですので、見る時の注意事項も書かれていました。

  • なるべく、離れてみる。
  • 眼をじっとみつめない。
  • 手を出したり、さわらない。
  • 食物をみせない、与えない。

このルールの内の一つを、この後守れませんでした...

 

奥まで進むと温泉があり、入っている猿を見ることができました。

 

猿たちも積極的に温泉に入るわけではないようです。

地獄谷の厳しい冬の寒さをしのぐための手段なので、温暖な時期にはあまり温泉には入らないみたいです。

温泉に入っている姿を見たい場合は、寒い時期に行くといいですね。

 

猿も子猿はかわいいですね。

毛づくろいしてもらってます。

 

カメラを構えて観察している方もいます。

かなり本格的ですね。

 

近くで会えるといっても、野生の猿なのであまり変なことはしない方がいいです。

子猿に近づき過ぎた友人が、お母さんに怒られてしまいました。

 

どつかれました...

 

子猿の表情が何とも言えません。

 

まぁ、そりゃそうですよね。

猿も人間に、何されるか分かりませんから...

あっち行って欲しかったんでしょうね。

かなり力が入っていますから。

 

是非渋温泉とセットで行ってみて下さい。

野生の猿と触れあえて、日常の喧噪を忘れることができますよ~

 

冬季間は渋温泉から地獄谷駐車場間に続く道は封鎖され、けっこう歩きますので、時間にゆとりをもってお出かけ下さい。

でも、冬に雪のかかった猿は、スノーモンキーと呼ばれ、世界的に有名の様ですので、冬に行きたいですね。

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