ゴルフを始めたいけど、どうしたらよいか分からないという方って結構いらっしゃいます。
ゴルフには色んなメリットがあって、いいこと尽くしなのですが、デメリットもあるにはあるのです。
確実に人生の役に立つと言い切れるゴルフ。そんなゴルフのメリット・デメリットを御紹介します。

メリット
ゴルフのメリットはたくさんありますが、やはりおもしろくて楽しいことが、一番のメリットです。
ストレスを発散できる
ドライバーが真芯に当たり、どこまでもまっすぐ飛ぶ様子は、最高の爽快感を得られます。
長いパットを一発で決めた時なんて、言い表せないくらいの気持ちよさです。
上達するために練習をして、ベストスコアを出した達成感を味わうのも、心の成長につながります。
また、ゴルフ場でしかできないファッションもありますので、日頃できない服装を着こなすのも、楽しめてストレス発散になります。
世代を問わず楽しめる
ゴルフはいつからでも、何歳からでも始められる、一生涯楽しめるスポーツです。
自分の年齢より少ないスコアでまわることを「エイジシュート」といいます。
そんな単語があるように、御年配の方でも若い方と変わらずに、一日を過ごすことができるので、老若男女が一緒にプレーできます。
健康にいい
ラウンド中、カートに乗っても乗らなくても、けっこうな歩数を歩くことができます。
楽しく過ごしながらウォーキングできるので、心地よい疲労はあるものの、年齢を重ねてからの足腰にちょうどいい運動になります。
カートに乗らなければ、2万歩は軽く歩くことができ、距離も10㎞は超えるので、無理せず健康を保つには、最適なスポーツです。
コミュニケーションを取れるので、信頼関係を築くことができる
半日以上、同じ組で一緒にいると、会話をしない訳にはいきません。
仕事の話を始め、趣味や家族といった、プライベートなことを話している内に、相手との共通項を見出すことができます。
それ以前に、既にゴルフという共通の話題がありますので、親子ほど年が離れていても、関係構築が楽にできます。
ゴルフのプレーを見ていると、その方が気遣いができるかどうかなどの人柄も見て取れますから、会話以外でも一目を置いてもらえるかもしれません。
ゴルフを一緒に楽しむことで、仕事上の人脈ができたり、逆に仕事での関係とは違った付き合い方が生まれます。
ゴルフという共通項は、太くて強い人間関係を作ってくれます。
不思議なもので、一度ゴルフを共にするだけで、お互い打ち解け合えてしまいます。
異業種交流会や飲み会等で名刺交換するよりも、ずっと強い信頼関係を築くことができるのです。
ゴルフ場以外で会ったときも、ゴルフの話題があれば、距離を縮めることは難しくありません。

思いもよらない会えない方に会える
ゴルフコンペや誘われたゴルフに参加する事で、目上の方や経営者の方と同じ組になって、出会えることがあります。
普段の暮らしや仕事では、会うこともない方と知り合えるきっかけになります。
ゴルフをすることで、仕事上の新しい付き合いのきっかけとなる方は、結構多いです。
日頃は話もできないような相手でも、長時間一緒にいれば、自分のことについて色々と聞いてくれます。
なので、日頃の親しい関係ではない方と話す機会が増えるので、伝え方や話の引き出しが蓄えられて行き、自分を売り込むプレゼン能力も自然と上がっていきます。
相手の人柄が分かる
ゴルフは、長時間一緒に過ごすので、普通に仕事をしていただけでは知り得ない相手の性格も知ることができます。
ゴルフはプレーにその人の性格が如実に出ます。
その立ち振る舞いから、自分勝手な人だとか、せっかちな方とかずるい人だといった本性が表れます。
プレーの傾向でその人の性格や注意点が見えてくるので、プライベートでもビジネスでも、どういう風に付き合ったらよいのか、どういうことで喜ぶのかなどが分かり、日頃のお付き合いの目安にできます。
忙しい方も時間を作ってくれる
不思議なもので、ゴルフをやっている方はみんな、ゴルフに誘われると、嬉しくなってしまいます。
日頃アポイントが取れない忙しい方でも、わざわざ時間を割いて時間を共にしてくれます。
自分に魅力がなくても、ゴルフの魅力を借りて、さりげなく仕事の話を持ち出すきっかけにできるかもしれません。
運動神経や体力があまり必要ない
身体能力が高ければ、それに超したことはないのですが、少しやりこめば、レベルの高い方とも一緒にプレーすることができます。
また、カートに乗ることができるので、体力のない方も最後までまわり切ることができます。
更に嬉しいことは、スポーツの中でも、ゴルフは運動神経とあまり関連性がないと言われています。
もちろん、プロゴルファーになろうとした場合は別ですが、あくまで趣味の範囲でゴルフをする場合なら、持って生まれた能力やセンス・運動神経などに、左右される部分が非常に少ないからの様です。
ボールを狙ったところにだいたい飛ばすことができれば、いいスコアで上がることができるのです。
でも、それが難しいんですけどね。

メンタルが強くなる
ゴルフはティーショットを打つ時は、みんなに注目されますし、プレー全体がプレッシャーとの戦いです。
何度もプレッシャーを克服したり、何度も押しつぶされたりすると、かなりメンタルを鍛えられます。
ハートが強くなるので、仕事上のプレッシャーも跳ね返せるようになるかもしれません。
一日が有意義になる
早起きして、自然の中でプレーするゴルフは、一日を有意義にしてくれます。
休日だからといって、昼まで寝ていては、休日があっという間に終わってしまいます。
ゴルフ場で自然の美しさを感じながら、リフレッシュできるので、また翌週から頑張れるというものです。
マナーや礼儀が身につく
ゴルフはプレー中に審判が存在しません。
進行上自分でルールを守り、ペナルティも自分で与える為、ゴルフというスポーツがプレーヤーの誠実さによって成立しています。
だからこそ「紳士のスポーツ」と言われます。
スコアをごまかしたり、俗に「タマゴを産む」というズルがあります。
そういう行いをしていると、他にいくら良い行いをしても、社会的に尊敬される人物だったとしても、その方の話題になったら、どうしても「ズル」の話になってしまいます。
その人はそういう形でしか、友人の記憶に残らないと思うと切ないですね。
ゴルフは自分を写す鏡です。

デメリット
メリットに比べれば、少ないのですが、物理的な制約面もあるので、ゴルフのハードルを高くしている原因がここにあります。
やはりお金と時間ですね。
お金がかかる
どうしてもゴルフにはお金がかかります。
道具も揃えなくてはいけませんし、随分安くなったとは言え、プレー代も1万円から2万円程度はかかります。
お財布に余裕があればいいのですが、所得がある程度ないとハードルが高いかもしれません。
ゴルフボールもいいものを買うと、1個でランチが食べられるものまであります。
会員権も随分値下がりしていますが、簡単に買うことはできませんね。
すぐに上手くならない
野球やテニスの経験があったり、生まれつきセンスのある方は別として、初心者が上手になるためには、かなり練習をしなくてはなりません。
一番最初に目標となる100を切ろうと思ったら、数ヶ月ではかなり難しいです。
社会人で練習に中々行けなかったりすると、数年は100を切れないかもしれません。やはり習うのが一番の近道です。
時間がつぶれる
いくら早朝からプレーしても、結構時間を費やします。
また、一緒に行く仲間と予定が合わないと予約することもできません。
でも、そこは工夫が必要で、アーリーバードの様な早朝スループレーであったり、「お一人様」のプランを上手に活用すると一日全部をつぶさなくてもよかったり、1人でも楽しめます。
楽しくない
上手になるまでは、つらい時間でしかなく、早く終わってくれないかなと思うこともよくあります。
しかも接待などで強制的にやらされてると、尚更しんどいかもしれません。
最初はとにかくボールを追って右往左往しまので、ずっと走りながら、ラウンドすることもあります。
とにかく体力を消耗して疲れるばかりになるので、そこを乗り越えられないと続けられないかもしれません。
ルールやマナーがわかりづらい
ルールやマナーがたくさんあってすぐには覚えられません。
マナーにうるさ過ぎる同伴者がいるとかえって楽しめなくなっていまいます。
競技に出る程ではなく仲間内で楽しみたい方にとっては、煩わしく感じてしまいます。

まとめ
どうでしょうか?
ゴルフを始めるきっかって、なかなか、ないかもしれませんが、身近にゴルフをしている友人がいたら、是非お話を聞いてみましょう。
きっとここに書いたメリットを、熱く語ってくれるに違いありません。
ゴルフ人口も減って来ておりますが、こんな楽しくて人生が豊になるスポーツを、やらない手はないと思います。
是非一歩踏み出して、始めてみて下さい!
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