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【無病息災より一病息災】健康長寿のシンボル長野県佐久市のピンコロ地蔵

2020年4月24日

皆さんは、健康診断をちゃんと受けていますか?

学生中は、学校でやってもらえましたが、大人になるとある程度自分で管理しなくてはなりません。

 

健康診断の大切さ

企業に努められている方は、法律の義務があるので毎年受診している方がほとんどだと思います。

健康状態を把握できるので、生活習慣病の予防にかなり有益です。

人間ドックも似たような感じがしますが、法的な義務はありませんし、検査項目がとても増えますから、保険から補助が出ても一般的にお値段が高いです。

そうは言ってもお金には代えられるものではないですし、病気の早期発見に役立つので、年齢を重ねたら定期的に行きたいものです。

献血も社会の役に立って、一定の項目は測定してもらえるので、定期的にやっている方もおられます。

 

特定健診も忘れずに

40代にもなると、新たに特定健診の案内が送られてきて、通常の健康診断よりも詳細に診てもらえる制度のことを知るようになります。

といっても、検診時間も短く終わるので、通常の検診と変わらないくらいです。

でも、血液検査で診てもらえる項目が多くなったり、メタボの診断もしっかりされてしまいます。

そしてその後、保健指導が入ることになる訳です。

僕も入ることになりました。

 

結局、当たり前ですが、健康診断も人間ドックも受けただけでは、健康になる訳ではありません。

自分の状態を把握して、日々の生活で食生活に気をつける動機付けにすることが、受診する一番の目的だと思います。

もちろん疾患の早期発見ができれば、それに超したことはありません。

 

無病息災より一病息災

僕もアラフィフ40代なので、6月頃に届く特定健診の案内をこころ待ちにしているところです。

何しろ安いですしね。

病気になってはいけませんが、それでも無病息災というのは難しいと思います。

自分自身が痛風持ちなので、定期的に近所のお医者さんに行って薬をもらっています。

その際に、血圧も計ってもらったり、気になっていることを聞いたり、血液検査もしていただけるので、年に1回の検診より頻繁に診てもらっている状態です。

 

「無病息災」よりも、軽い患いを持っていて、主治医に定期的に看てもらえる「一病息災」?の方が、実は突然の病に倒れることを防げるかもしれません。

でも、通風は恐いです。

歩けないし、寝れませんもの。

 

健康診断は自発的に

僕は自営業者なので、定期的に義務的な健康診断をしてもらえる機会ありません。

でも、30歳を過ぎた頃から、ほぼ毎年同じような境遇の方達と誘い合って、人間ドックに行ってます。

何かお祭りにでも行くようなノリで受診して、結果が出たら飲みに行って、「今回の通知表悪いなぁ」なんてつぶやきながら、深酒する悪い習慣を毎年していたものでした。

とっても楽しいんですけどね。

 

それは、今でもあまり変わってないのですが、年を取ったせいか一緒に行く方達も人数が増えて来ました。

僕だけでなく、一緒に行く皆さんも色んな数値が上がって来るお年頃なので、通知表をいただきながら飲んでいても、ちょっぴりしんみりして来ました。

全く病気もしないで、寿命を全うするのが理想ですが、ピンピンコロリができるかどうかは、自分では選べません。

なので、こういう検診結果を見て気をつけるのが一番大切です。

 

ピンコロ地蔵

もうかなり前になりますが、母を亡くしたときにぴんころ地蔵という存在を知りました。

ピンピンコロリとは、「病気に苦しむことなく、元気に長生きし、最後は寝付かずにコロリと死ぬこと、または、そのように死のう」。

という標語でなるほどなぁと思い、そんな御利益のあるお地蔵様ならば、是非拝みたいとしばらくしてから行ってみました。

 

調べてみると長野県佐久市にピンコロ地蔵はありました。

きっと霊験あらたかな、由緒正しい地蔵菩薩様なんだろうと、厳かな気持ちで行ってみたんです。

 

すると...
あれ、どう見ても新しい...

 

グッツ...!

 

全国的に有名な観光スポット

完全に観光事業でした。

もう調子に乗ってグッツ?を買いまくってしまいました。

今でもピンコロバックにピンコロ帽子を使い、ピンコロ人形を飾っています。

たいたい、こんなファンシーなお地蔵さんに、歴史があるわけなかったのです。

こんなに悪ふざけして行ったのに、一番の目的の調査をおろそかにしておりました。

とは言え、ピンピンコロリを願う為には、何かを信じて生きていくことも大切だと思います。

 

ピンコログッツのごく一部です。

ネット販売はしておりません。

現地でお買い求め下さい。

 

PPK

PPK(ピンピンコロリのことらしい)は、ある種の逃避かもしれないので、今の現実の努力をした方がいいとの批判もあるようですが、僕もそう思います。

盲目的に願うのではなく、できることをして行った上で訪れる、最後のご褒美なのかもしれません。

その辺の考え方は、個人の主観もあるでしょうからさておきます。

純粋に観光としては、町を挙げて推し出していましたので、大変オススメです。

予想と違って、ちょっとビックリしただけですので、しっかりと楽しんできました。

 

自分との付き合い方

本当は「無病息災」と行きたいところですが、僕の場合そんなに自分を律せられないので、定期的に少し助けてもらえる「一病息災」の方が自分向けだと思っています。

痛風は嫌だけど、発作が起きるとこれまでの全てを反省しますしね。

毎月薬をもらうときに、他のことも色々と診てもらえるので、上手に付き合っていくことに致します。

当たり前のことって、失くしてみて初めて気がつくことが多いですが、健康もその内の一つですね。

大事にしましょう!

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