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アクセスバツグン中川運河の水上バス「クルーズ名古屋」で非日常体験

2020年10月21日

名古屋にも水上バスがあるのをご存じでしょうか?

「ららぽーと名古屋」や「キャナルリゾート」にも水上バス「クルーズ名古屋」で行くことができます。

クルーズ名古屋は、名古屋市が民間企業に運航を委託して2017年10月に定期運航を開始しました。
「ささしまライブ」から「金城ふ頭」までを約1時間で結ぶ水上交通です。

認知度が低いことや土日祝日のみの運航の為、あまり知られてはいない印象がありますが、しばらく前に乗ってみました。

名古屋駅からあおなみ線に乗り「ささしまライブ駅」まで行きます。

実は年末の早朝に行ってきたので、笹島には、人がぜんぜんいませんでした。

グローバルゲートもガラガラです。

 

道路にも車がほとんど走っていません。

 

愛知大学も冬期休暇中で、学生は1人もいませんでした。

ささしまライブ駅から3分程歩くと、「ささしまライブ」乗船場へ到着です。

公共交通機関なので、もう少し目立つ建物かと思っていたら、結構こぢんまりとした佇まいです。

 

中川運河に続く、この「堀止船だまり」ですが、普通に道路を車で走っている分には、見る機会がなかなかありません。

中川運河は、名古屋港と都心を結ぶ水運物流の軸として、名古屋の経済・産業の発展を支えてきた歴史のある運河です。

昭和39年に水運利用のピークを迎えましたが、貨物輸送がトラックへと変化したことなどから、現在は1日数隻の船の往来となっている様です。

 

乗船券を買って、早速乗り込みました。

 

この日は、大晦日だったので、他の乗船者がおらず、終始貸し切りで、始発から終着まで楽しむことができました。

中川運河は、ささしま地区の発展と共に様々な施策が「中川運河にぎわいゾーン にぎわい創生プロジェクト」として、平成29年にとりまとめられたそうです。

「にぎわいゾーン」

「にぎわいゾーン」には、市民や観光客の方が水辺を楽しめるよう、商業施設や文化芸術施設が誘致されています。

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昭和期の名古屋の成長を支えた倉庫群を川岸に見ることができます。

鉄道貨物を通すために造られた施設もあり、ノスタルジックな雰囲気です。

「キャナルリゾート」乗船場

「みなとアスクル」乗船場

と運行していき、「ガーデンふ頭」乗船場へ向かいます。

 

運河から海へ出る場所に水位差があるようです。

名古屋港と中川運河を船が運航できるように、通船門を設けて水位調整をしていました。

これが結構楽しい!

水門に入ると海水を注入して閘室(こうしつ)内の水位を名古屋港と同じになるまで上げた後、名古屋港側の水門を開けて海へ出ます。

 

みるみる水位が上がっていきます。

この水位を調整する仕組みは、パナマ運河と同じだそうです。

 

景色が一転し、名古屋港に出て、大海原が目に飛び込んできました。

冬の海なので、寒々しいですが、広い景色に心が解放されます。

 

下船後、ガーデン埠頭を軽く散策です。

 

南極観測船ふじの前にある「ふじの広場」に行くとタロ・ジロの像が出迎えてくれました。

この広場は、見下ろすと南極大陸を形どっているそうです。知りませんでした。

南極物語もずいぶん古い映画になってしまいましたね。

 

すぐ側にある名古屋港シートレインランドの観覧車に乗ってみました。

風が強い日で、すごく揺れたのでかなり恐かったです。

ちょうどイルカショーをやっていました。

 

かなり遠いですが、ジャンプするところも見られて、雰囲気だけでも味わえました。

 

最後にレッドロブスター名古屋港ガーデンピア店に寄って、ロブスターをいただいて帰りました。

軽い気持ちで乗ってみた水上バス「クルーズ名古屋」でしたが、非日常を感じれて大変楽しかったです。

メジャーな観光地も楽しいですが、ちょっとずらしてみるのもおもしろいですね。

是非、行ってみて下さい!

 

 

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