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セントレア近郊の国家戦略特区を活用したサンセットウォーカーヒル

2020年10月30日

愛知県常滑市にある「サンセットウォーカーヒル」に行ってきましたが、ただのレストランではありませんでした。

焼き物で有名な常滑市の常滑高校のすぐ前にあるのですが、伊勢湾を見下ろし、鈴鹿山脈や四日市コンビナートが対岸に見ることができます。

 

また、夕方になると名前のとおり、海に沈む夕日を見ることができます。

 

海側のテラスには、ウッドデッキもあり、開放感に溢れた食事をすることができました。

 

また、レストランには、ワイナリーが併設されていて、フレッシュなワインを楽しむこともできます。

実はそのワインも、国家戦略特区制度を活用して運営している農場で、収穫したブドウで醸造されたものを楽しむことができるのです。

 

クラフトビールも豊富で、かなりの種類のビールを味わうことができます。

 

もちろん、食事もおいしくて、地元常滑市や知多半島の食材を使用したアメリカンスタイルのコース料理を楽しむことができました。

 

飲み物や料理を楽しめるのですが、サンセットウォーカーヒルは、農業を6次産業化したワイナリーレストランなのです。

 

6次産業化とは?

6次産業化とは、1次・2次・3次それぞれの産業を融合することにより、新しい産業を形成しようとする取り組みのことです。

簡単に言えば、生産者(1次産業者)が加工(2次産業)と流通・販売(3次産業)も行い、経営の多角化を図ることと言えます。

6次産業の「6」は、1次・2次・3次のそれぞれの数字を掛け算したものであり、産業の融合を図り、新たな価値を生み出すことを意味しています。

そんな取り組みを愛知県も推奨し、農業者が自己の生産する農畜産物や農業振興地域内で生産される、農畜産物を主たる材料として調理して提供する場合は、農家レストランを農用地区域内に設置することを可能としています。

「サンセットウォーカーヒル」は、そういった国家戦略特区制度を活用してできた、農地で設立されたレストランです。

地元常滑でブドウを栽培していて、ワインを作る取り組みを案内してもらうこともできます。

 

Youtubeに出演しておられる株式会社ブルーチップの馬場代表からも、取り組みについてお話しを伺えて、おいしくワインをいただくことができました。

 

若いワインはフレッシュで、さわやかにいただくことができます。

チャレンジしているレストランの気質に触れながら、サンセットを眺め、おいしい料理とお酒をいただくと、元気をもらうことができます。

少し交通の便が悪いかもしれませんが、行ってみる価値はありますよ!

 

おいしくいただけ、取り組みも勉強になりますので、是非、行ってみて下さい!!

 

わんこ達も出迎えてくれますよ~

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