寒い冬の暖房や、暑い夏の冷房を無駄にする一番の原因って何でしょうか?
状況に応じて様々だと思いますが、間違いなく我が家では、子供がドアを閉め忘れていくことでした。
夏の冷房はまだいいのですが、冬の冷気はすぐ部屋の温度を下げてしまうので、折角くつろいでいても、わざわざ閉めに行かなくてはなりません。
何度言っても、すぐに閉め忘れてしまうので、道具の力を借りることにしました。
IUMEのドアクローザー
単純な道具なのですが、開けたドアを自動で閉めてくれます。
機能としては、たったこれだけです。
でも、この機能が素晴らしい!
ドアの開け放しを防いでくれるアイテムです。
値段が安い
通常のドアクローザーといったら、こんなやつです。
油圧式で、ゆっくり確実に閉めてくれます。
こっちの方が間違いありませんが、家の中に取り付けるのも、大げさですし、構造もしっかりしているので、値段も高めです。
その点、単純な構造で機能を果たしてくれる、このミニドアクローザーは、1000円程なので、手軽に求める事ができます。
見た目も構造も大変シンプルです。
おまけに安いんです。
取り付けが簡単
機能がシンプルなので、取り付けも簡単です。
電動ドライバーがあれば、一瞬で作業が終わりますが、ドライバーでも全く問題ありません。
ネジで5ヶ所を留めるだけです。
本体にネジ3ヶ所。
バーを受けるアーム置きに2ヶ所だけです。
早速買ってみました
届いた商品は、こんな感じで梱包されていました。
機能と同じく、かなりシンプル。
かなり素っ気ないです。
出してみると
- 本体×1
- レンチ×1
- ネジ×5
- 鉄製アーム置き×1
- ホイール型アーム置き×1
- 両面テープ×2
といった内容。
ちょっと注意が必要なのが、入っているはずの取扱説明書が、入っていませんでした。
他の方のレビューを見ても書いてありましたので、おそらく共通して入っていないのだと思います。
2つ買いましたが、どちらにも説明書は入っておりませんでした。
構造が分かってしまえば、どうってことないのですが、最初は戸惑うかもしれません。
取り付けてみました
見栄えが悪くなるかと思いましたら、割とスッキリ収まりました。
取り付けイメージを見てもらうと分かりますが、右開きと左開きの両方とも使えます。
ただし、左開きでは、構造上アームの位置が、ドアの上部端に配置することができません。
角に取り付けて、存在感を少なくしたい方にとっては、左開きの場合、ちょっと気になってしまうかもしれません。
好みの問題ですが、何となく上の角に収まっている方が、イメージの印象より見栄えがよく思いました。
取り付けスペースが必要
実際取り付けてみて大丈夫かな?と思ったのは、取り付けスペースでした。
ドア枠が大きい場合や、ドアの横にもスペースがある場合には問題ありませんが、ドアが角に設置されている場合は、余白がある程度必要です。
取り付けてみたら、結構ギリギリでした。
あらかじめ取り付け部分のスペースの確認をした方が、無難です。
最低幅2㎝は必要です。
選べるアーム置き
ドアクローザーのアームを受けて滑らせるアームには、2種類あります。
大きさ自体は小さいので、どちらも取り付けに困ることはありません。
このアーム置きが、バーを受けて滑らせます。
「ドア」と「ドア枠」の高さに差が大きいときは、ホイール型アームを使った方が、ドアにアームが当たりません。
鉄製アーム置きを使用
ホイール型アーム置きを使用
取り付けるドアに合わせて、アーム置きを選んで下さい。
以前は、アーム置きが1種類しかなかったので、選ぶことができるようになりました。
使ってみました
取り付けもすぐに終わり、積年の問題だった開けっ放し事件を再現してみます。
自動でドアが閉まりました!
アームが、アーム置きの上をスライドして、ドアを押し返しています。
もうこれで、開けっ放しになることはありません。
開閉スピードの調整ができる
上の動画では、強めにバタンと閉まる印象に見えます。
実際、使っている内に家族からもう少し弱くして欲しいと言われ、変更してみました。
レンチを差し込んで少し揺すると、止めピンが浮いてきます。
それをマイナスドライバーやペンチ等で外します。
外すと中でヒネられていたバネが、ぐるんっと戻りますので、その勢いでピンをなくさないようにして下さい。
調整口を抜くと、バネが出てきます。

調整口

止めピン(紛失注意!)

バネ
このバネのひねり具合で、ドアの閉まる強さを変えることができます。
お好みの強さに固定して下さい。
取り扱い説明書は附属されていませんでいたが、サイトに詳しい取り付け方法がありました。
参考にして、気をつけて取り付けて下さい。
商品が届いた時点では、一番強いセッティングになっています。
他のレビューを見てみると、一番強くしないと、ドアが最後まで閉まらなかった記述もありました。
でも、うちの場合は、一番弱くしてみても、最後までしっかり閉まりました。
また、バタンと強く閉まる音も、手で締める場合と変わらなくなりましたので、かなり快適です。
使わない場合
必ず閉めたい場合ではない時もあると思います。
上の説明書にも記載いてありますが、そんな場合は、アームの付け根で90度に曲げることができるので、下ろしておくと機能しなくなります。
なので、一度取り付けたら、使わないときに外す手間もかかりません。
注意点
部屋を出入りする時に、ちゃんと閉めるだけで使う必要がなくなる道具ですが、本当に便利です。
部屋でくつろいでいるときに、わざわざドアを閉めに行かなくていい、たったこれだけのことが、快適さを維持させてくれます。
大変便利なドアクローザーですが、注意点もあります。
- 本体取り付け場所にスペースが必要
- 閉まる強さは無段階ではない
本体を置いてみて、ネジが入るかどうかは確認して下さい。
ドア横のスペースに最低2㎝は必要です。
閉まる強さは、4段階選べますが、取り付け後はレンチが壁につっかえて、半周しか回せないので、一番弱いか、そのもう一段階上の実質2段階しか選べなくなります。
それ以上の強さ変更には、本体を1度外さなければなりません。
うちのドアは、幸い一番弱い設定ででも大丈夫でした。
むしろ一番合いました。
まとめ
少しだけ注意が必要ですが、一度最適な設定ができてしまえば、快適に使うことができます。
この価格でこの機能なら、大満足です。
女性だと少し力が必要ですが、男性ならドライバー1本で楽々取り付けられるこの「ドアクローザー」。
かなりオススメですよ(^^)/
でも、ネジ穴開けちゃうので、賃貸の人には不向きですね(^_^;
その後
家族にも高評価だったので、他の部屋にも付けようと追加注文してみました。
そうしたら説明書が同封されていました。
やっぱり紙資料で同封されていた方が分かりやすかったので、アップ致しますね。
冬の暖房を逃さないためには、最高です(^^)
取付スペースがない場合
ドアクローザーを取り付けるには、ドアの横に最低2センチの取付スペースがないといけません。
それを分かっていながら、買ってしまい失敗したときに、この商品を使ってみました。
ドアクローザーが押すタイプなら、こちらは引いてドアを閉める商品です。
どちらもお勧めですよ(^^)