不動産投資

【副業で不動産投資】初めての収益物件購入は個人と法人どちらが得?

いよいよ売買契約締結も近づき、手付金の準備も整いました。

ここで、ふと、ある疑問が頭をよぎります。

たいし
このまま買っていいのかな

これには、大きな買い物をする躊躇もあるのですが、収益を上げる物件を所有するということは、事業主になるということでもあります。

たいし
このまま個人名義で買っちゃうと、今の収入と交じって、ちゃんと管理できなくなってしまうかもしれない...

こんな人に読んで欲しい

  • 初めて収益物件を買う人
  • 物件管理を人任せにしたい人
  • 自分のことをそそっかしいと思う人

個人事業主と法人設立

ちゃんと管理できなくなる。

当時はそう思ってしまったのですが、帳簿をしっかり付けていれば、もちろんそんなことはありません。

たいし
会社で買った方がちゃんとやれるんだ

自分の性格があいまいなので、ついそんな気がしてしまったのです。

どっちが得なのかは、さっぱり分かりませんでしたが、自分の中で収益物件を買おう決めたときに思い描いた方針がありました。

たいし
自分のお金を全く使わずに運営する

素人がよく考えもせずに、よく調べもせずに、よく言えたものです。

甘い考えも度が過ぎます。

でも、もうこの考え方で、頭が凝り固まっているので、考え直そうなんて余地は微塵もありませんでした。

ということで、会社の設立に突っ走って行きます。

個人と法人どっちが正解?

収益不動産を個人か法人のどちらで購入した方がいいのか?

この答えは、判断が非常に難しく一概に回答が出せません。

その人の置かれている状況によっても、判断が異なるからです。

  • とにかくお金をかけたくない。
  • 会社へ内緒にしたい
  • 売却まで長期か短期か
  • 相続税対策としてか

判断材料は山ほどあります。

  • そんなにたくさんの物件を扱わずに、5年から10年以内に売っておしまいにするなら個人がいいかもしれません。
  • これからいくつもの物件を仕入れて、5年以内の短期で売却していくなら、法人がいいかもしれません。

この判断基準でさえ、正解だとは限らないのです。

この記事の「僕」の様に、気持ちばかりで突っ走って行くと、思わぬ損害を被る可能性があります。

参考記事
信頼や節税面の観点から見た、個人事業主と法人設立の違いと特徴

続きを見る

 

合同会社設立登記

自分のお金を全く使わずに、融資を受けた借入金だけで全部回していく。

素人が高い理想を掲げています。

その割に頭が固いので

たいし
管理できなくなりそうだから個人は嫌だぁ

なんて考え、余計な出費がかさむ会社まで作ろうとしています。

また、副業で不動産投資をする場合、日常的な時間の余裕がありません。

当然、税理士さんにお願いすることになることが多いのですが、一般的に個人の会計より、法人の会計の方が税理士報酬が高めに設定されています。

確定申告書だけ見ても、書類が多いので、費用が高いのも仕方がありません。

この時のツメの甘さから、色んなことを後から思い知ることになる訳です。

たいし
でも、始めてみなければ、何ごとも分からないので、まずはやってみるという姿勢も大切ですよね。

費用がかかりますが、法人にはそれなりのメリットがあります。

参考記事
信頼度が高い法人で起業する5つのメリット・4つのデメリット

続きを見る

 

で、簡単に会社で収益物件を購入することを決めた僕は、税理士の先生へ質問をしてみました。

以前、売買価格の内訳を決めるときに相談していた先生です。

ここは素人らしく、潔く既に今後の会計もお願いしてあります。

たいし
会社で投資物件を買おうと思うのですが、どんな会社がいいですか?

顧問税理になってもらったばかりなので、優しく教えてくれました。

 

株式会社は、最初の設立費用が高いので、費用の安い合同会社にしてはいかがでしょうか
先生

合同会社...あまり聞かない名前です。

でも、不動産投資だけの会社なので、一般的な顧客と取引を頻繁にするわけではありませんし、会社名が表に出ることさえ、まずないと思います。

法人にも色んな種類があって、それぞれのメリットデメリットがあります。

参考記事
法人起業は株式会社でいいの?4つの会社3つの法人の特色を解説

続きを見る

 

どうせ素人が考えても専門家にはかなわないだろうし、考えても自分では答えが出せないと思ったのと、費用が安い!そこに飛び付きました。

たいし
先生、合同会社でお願い致します!
分かりました。では、司法書士に手続きの手配をしておきます
先生

 

次は、司法書士の先生へ登記を依頼しました。

売買契約の期日も迫っていますので、気まぐれで会社設立を決めたせいで、時間が余りありません。

大至急、合同会社設立登記をしていただくようお願いしたら、2週間くらいで会社ができてしまいました。

法人設立って大ごとかと思いきや、あっさりできるものですね。

速い...あっという間です。

参考記事
合同会社設立登記手続きの流れと株式会社と異なるメリットデメリット

続きを見る

 

費用を抑えたかったので、会社の印鑑も実印とゴム印の作成のみにしました。

銀行印や認印も全部実印で兼ねています。

色々と決めることがありましたが、ちゃんと登記簿に反映されました。

会社の実印もネットでお願いしてから3日もあったら、届くんですね。便利な時代です。



結局、合同会社で会社設立をしましたが、株式会社と比べて15万円近くも経費が少なく済みました。

創業時には、大変助かります。



僕は地元の先生にお願いしましたが、更に経緯を押さえることができるサービスを使うのもアリです。

 

その後、税理士先生から連絡がありました。

設立登記が完了したようですので、税務署への届出も進めておきます。
先生

顧問税理士の先生がいるかいないかで、かなり安心感が違います。頼れますね。

参考記事
法人や個人の起業に必要な手続きを税制と労務を中心に解説します

続きを見る

 

社長になりました

司法書士の先生から、合同会社の「定款」と「履歴事項証明書」と「印鑑カード」をいただきました。

かなりあっさりしています。書くこと少ないんですね。

お金がないので、資本金も10万円です。

印鑑の作成や色んな雑費で、あっという間になくなりました。

この印鑑カードで会社の印鑑証明書を法務局で取得します。

社長になったといっても、従業員がいるわけでもなく、全部自分でやらなくてはなりません。

また、株式会社ではないので、「代表取締役」ではなく、「代表社員」です。

分かりにくいですね。

名刺には「代表社員〇〇〇〇」といった表示になります。

名刺の作成もあっという間に完了!

今は、名刺も安くて早く作れるんですね。




不動産投資をするだけの会社なら、株式会社の対外的信用を必要としません。

その為、合同会社を選択して、全く問題ありませんでした。

 

契約直前で買主を変更して大丈夫なのか?

会社を設立しただけで、なんとなく満足している僕ですが、不動産屋さんと金融機関の融資担当者に改めて連絡します。

そういえば、法人にすることをちゃんと伝えてなかったけど大丈夫だろうか...

たいし
合同会社設立したから、会社で買っていいかな?
分かりました。

では、売主と売主仲介業者に連絡しておきますね。

色んな書類も会社名義にしておきますので、会社の登記事項証明書をお送り下さい。

不動産業者

そんなに難しくないんですね。

一生懸命考えて会社にしたのですが、会社作った自体には興味がないようです。

彼がどんどん事務的になっていきます。

次は金融機関に行って伝えました。

たいし
合同会社設立したから、会社で買っていいかな?
え...
融資担当者

これまで軽い感じだった融資担当者が、少し固まりました。

でも、すぐ後に

融資できますよ~

大丈夫ですよ~

融資担当者

って言ってくれました。

そりゃ、買主が変わるんだから、審査後に言われても困りますよね。

でも、会社で買っても、結局僕が会社の連帯保証人になって、個人保証をするので、同じことだったみたいです。

参考記事
会社経営に失敗した場合、個人へも責任追求されることがあります

続きを見る

 

個人事業主の延長みたいな会社で、会社の役員が責任を負わないってことには、ならない仕組みになってるんですね。

 

まとめ

急遽、買主を個人から会社へ変更しました。

何となくの思いつきで社長になってしまったのです。

でも、急な変更は、まわりの皆さんが迷惑しますので、よく考えて行動しないといけません。

「合同会社」「設立登記」「代表社員」

「履歴事項証明書」「印鑑カード」「連帯保証人」

また、色んな専門用語が出てきました。

初めて収益物件を買う場合には、事業主になるということですから、個人でも法人でも税務上の手続きをしなくてはいけません。

通常の商売と違って、会計上の動きが一定の少ない勘定科目しかないので、慣れてしまえば自分で経理をすることも難しくありません。

ただ、餅は餅屋と言うように、手続きだけを自分ですることができても、正解不正解が分からない時もあります。

いろんなアドバイスを受けることができるので、税理士の先生と顧問契約をした方が、今後安心です。

確定申告をせずにに放置すると、手痛いペナルティが課されてしまいます。

自分のできることとできないことを見極めることも大切です。

さて、やっと売買契約締結です。

続く



 

 

 

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