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ブロガーにオススメ!メリットしかないWordで簡単なKindle出版

2021年1月27日

今はSNSからブログやNote、Youtubeと個人が情報発信できるツールがたくさんあります。

用途も趣味からコミュニケーションやビジネスまで、様々なことに利用でき、大変便利な時代だと思います。

インターネットが普及する前には、個人が情報を発信しようと思ったら、コストも労力も大きくて、手軽に利用できませんでした。

それが、今では手軽に自己の作品を発表できるツールがあり、思いつきで世に出せたりもできるくらいです。

歴史的な遠隔を考えると、昔は出版社なんてものもないので、自費出版ばかりだったのでしょう。

私財を投じて、半ば博打のように、出版した方も少なくないと思います。

そういった自分の情報も、コストを全く掛けずに発信することができるようになりました。

電子書籍もその最たるものです。

驚くほど簡単で、一度出版するとコツも分かります。

今回、ブログで書き溜めた原稿を出版してみました。

 

電子書籍を出版するまでの経緯を御紹介致します。

 

Kindle ダイレクト・パブリッシング

Amazon の「Kindle ダイレクト・パブリッシング」が登場してから、誰でも簡単に電子書籍を出版することができるようになりました。

Amazonの商品欄に、自分の作品が並ぶと、ちょっと驚いてしまいます。

読む側にとっても、PCやスマートフォン、タブレットで閲覧用アプリを用いたり、電子書籍リーダーなどで閲覧できるので、本当にお手軽です。

自分でブログを書いている人にとっては、書き溜めた自分の記事をまとめるだけで、一冊の本になるので、本当に便利な時代になったものです。

その流れを簡単にまとめると、こんな感じです。

①Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)へ登録
②自分のブログを転記してまとめる
③タイトルや目次を整える
④表紙画像を作成
⑤出版をクリック

たったこれだけ。

 

KDP登録の流れ

登録の流れも丁寧に説明されています。

所要時間としては、自分の記事をまとめる時間が、一番かかると思います。

 

見直していると、どうしても加筆修正したくなってしまいます。

 

原稿作成はWordで簡単に

アップする原稿は、Word以外にも、以下のファイルで作成することができますので、自分に合った形式を選択して下さい。

  • Microsoft Word (DOC/DOCX)
  • HTML (ZIP、HTM、または HTML)
  • Mobi および EPUB
  • リッチ テキスト フォーマット (RTF)
  • プレーン テキスト (TXT)
  • Adobe PDF (PDF)

とは言え、一般的にWordが馴染み深いと思いますので、一番簡単だと思います。

Wordの設定ですが、少し戸惑うかもしれませんが、最初に設定してしまえば、後はその書式を使い回すことができるので、一回だけです。

 

Wordの設定

KDPのサイトから引用し、まとめさせていただきました。

段落のインデントおよび行間隔を設定

見た目の一貫性を確保しするために「標準」スタイルを変更します。設定した書式設定が自動的に適用されるます。

  1. 「ホーム」タブで、「標準」スタイルを右クリックし、「変更」を選択
  2. 「書式」リスト (ダイアログ ボックスの一番下にあるドロップダウン) をクリックし「段落」を選択
  3. 「インデント」の「最初の行」で「字下げ」を選択し、「1 字」に設定
  4. 「間隔」で、「段落前」および「段落後」を「0 行」に設定し、「行間」を「1 行」に設定
  5. 「OK」をクリック

章タイトルを書式設定

章タイトルに「見出し 1」を適用します。

目次作成に便利です。

  1. 第 1 章のタイトルの横にカーソルを置く
  2. 「ホーム」タブで「見出し 1」をクリック
  3. 文字揃えを「中央揃え」に設定
  4. 各章のタイトルで繰り返す

目次の作成

章のスタイルを適用

  1. 第 1 章のタイトルをハイライト
  2. 「ホーム」タブに移動
  3. 「スタイル」セクションで「見出し 1」をクリック
  4. すべての章のタイトルで対して繰り返す

目次を挿入する

  1. 目次を挿入する場所をクリック
  2. 「参考資料」タブに移の「目次」をクリック
  3. 「自動作成の目次 1」を選択
  4. 「目次」をクリックし、「ユーザー設定の目次」を選択
  5. 「ページ番号を表示する」チェックボックスをオフ
  6. 「アウトライン レベル」を「1」に設定し「OK」をクリック
  7. 目次を置き換えるかどうかを尋ねられたら「OK」をクリック

ブックマークの追加

  1. 目次のタイトルである「内容」をハイライト
  2. 「挿入」タブに移動
  3. 「リンク」セクションで「ブックマーク」をクリック
  4. 「ブックマーク名」ボックスに「toc」と入力して「追加」をクリック
  5. 目次の後に改ページを挿入

前付および後付を追加

電子書籍には、本のタイトルと著者名が記載されたタイトル ページが必要です。

前付には以下の項目が含まれます。

  • タイトル
  • 献辞ページ
  • 著作権。著作権ページを追加する場合は、以下のテンプレートを使用してください。

Copyright © 2018 著者名
All rights reserved.

後付には以下の項目を含めることができます。

  • 「著者について」ページ
  • 作品一覧。

画像を挿入し書式設定

Word で画像を挿入する方法

  1. 画像を挿入する場所をクリック
  2. 「挿入」タブに移動
  3. 「図」グループで「画像」をクリック
  4. 挿入する画像ファイルを探す
  5. 「挿入」をクリック

ページ区切りを追加

改ページを追加すると、テキストにページ区切りを挿入したい場所が表示されるようになります。

  1. ページを終了したい位置にカーソルを置く
  2. 「挿入」タブに移動
  3. 「ページ区切り」をクリック

以上が、おおまかなワードの設定です。

他にハイパーリンクを挿入したり、脚注を追加すると、親切で、読みやすくなります。

 

表紙作成はCanvaで

表紙画像の作成も「Canva」を使えば、あっという間にできてしまいます。

作成方法を見なくても、直感的に操作することができます。

無料の素材もたくさんあって、専用ソフトを購入するまでもありません。

 

表紙って検索するだけで、素材が出てきます。

その他にもたくさんあるので、自分の作品にあったデザインを選んで、中身を変えるだけです。

文字のフォントも種類が豊富です。

 

有料のPro版もありますが、無料版で充分過ぎるほど使えます。

 

KDPにアップ

KDPへの登録が終わっていれば、原稿に情報を付け加えてアップするだけです。

ログインして、電子書籍の+をクリックして進みます。

 

必要情報の入力

後は、その画面の指示に従って、必要事項を入力していきます。

原稿と表紙画像をアップします。

すると最後に価格設定のページになります。

 

価格設定

価格設定には悩みますが、本の内容に合わせて設定しましょう。

文字数に応じて値段を付けると、1つの基準になるかもしれません。

ロイヤリティは「35%」「70%」のどちらかを選択しなければなりません。

70%のロイヤリティを受け取るには、KDPセレクトへ登録が必要です。

KDPセレクトとは、電子書籍をより多くのKindleユーザーに認知してもらい、販売促進につなげるためのサービスです。

KDPセレクトに登録していると、電子書籍を購入してもらえなくても、閲覧してもらうだけで、収益が発生します。

1KENP(ページ)あたり、約0.5円ほどの収入です。

前回出版した時には、1万字弱で100円台にしました。

今回は、4万字を超えているので、自分としては強気の500円台での販売です。

台というのは、ドルで価格を設定するので、端数が出てしまうからです。

 

Amazonメール

価格設定に必要情報を入力したら、後は出版をクリックするだけです。

クリックしてから、1日~2日経過すると、Amazonからメールが来て、出版されたことが分かります。

Kindle ダイレクト・パブリッシングをご利用いただきありがとうございます。

お客様の本『遺言書の作り方 作成方法からその文例まで』が Kindle ストアで購入可能になり*、KDP セレクトに登録されました。本を再出版した場合は、48 時間以内に変更が反映されます

KDP セレクトには数多くの利点があります。KDP のロイヤリティに加えて、Kindle UnlimitedKindle オーナー ライブラリーで読者がお客様の本を初めて読んだページ数に基づいて、KDP セレクト グローバル基金から毎月分配金が支払われます。また、Amazon.com または Amazon.co.uk で実施できる期間限定割引キャンペーンのKindle Countdown Deals や、本の無料キャンペーンといった本の販促ツールも使用できます。

以下に、本の販促や宣伝に役立つ情報をご紹介します。

今後とも KDP をよろしくお願いいたします。
Kindle ダイレクト・パブリッシング チーム

今回の出版は、半年ぶりくらいにやってみたのですが、記事をまとめる時間以外は、表紙作成も含めて、1時間かかってないと思います。

 

タイトルの重要性

自分の本が出版されてから、Amazonで検索してみました。

本のタイトルのままだと、流石に出てくると思うので、少しずらして検索しています。

 

すると、出版したばかりだからかもしれませんが、196件にヒットして、一番上位に表示していただけました。

ありがたいことです。

読者が検索するワードに応じて検索されますので、本のタイトルがかなり重要なことが分かります。

ブログと同じで、その分野でのキーワードを盛り込むと、目に付きやすくなります。

もちろん、アイキャッチとして表紙の画像と紹介文も、大切にしたい要素です。

 

まとめ

ブログを書いている人は、試しにKDPで出版してみて下さい。

自分で本を出版しよう!と思って原稿を書くのって、モチベーションの維持が大変だと思います。

その点、ブログなら継続して書き続けることが容易なので、続けている内に原稿が溜まって来ます。

ブログの内容が、出版向けに書いていないかもしれませんが、自分のブログから、同じテーマの内容を抜き出していくと、まとまった文章にすることができます。

何もない所から創作するのは、かなり生みの苦しみがありますが、ブログという土台がある方には、是非チャレンジして欲しいと思います。

自分のブログで商品が売れた時も嬉しいですが、自分の文章が売れると、また違った喜びを感じることができます。

Kindle出版には、メリットしかありませんよ。

原稿さえあれば、出版の代行もしてもらえます。

このサービスもオススメです(^^)



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