薄毛になる原因は様々で、人によって進行の仕方も違うかと思います。
僕自身、30代後半頃に美容院で、ちょっと明るいねと言われたことを覚えています。
商売がらか、上手な表現をするものですよね。
AGA
男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia:AGA)の治療も様々です。
薬局で育毛剤を買うお手軽な方法から、病院で処方してもらう方法まで。
増毛、かつらまで考えると、お値段もかなり違います。
薄毛の原因
10年くらい前に、ちょっと激しくダイエットをしたことがあり、不規則な生活をしていたからか、まわりの友人からも気付かれるくらい髪の毛が薄くなってしまいました。
髪の毛が薄くなるということは、なる前に想像していたよりもショックなできごとです。
そこから色々と試してみたのですが、薄毛の運命に逆らっても、たぶん限界があるんだろうなと感じます。
薄毛にも色んな原因があるみたいで、大きく4つに分けられるそうです。
- 血液の循環が悪くなり、栄養が行き渡らない場合
- 男性ホルモンに影響される場合
- 皮脂が毛穴につまる場合
- 頭皮が固くなり、毛母細胞の働きが悪くなる場合
と、様々で何となく栄養とって、清潔にしていればいいように読めます。
薄毛の対策
効果の高い低い。費用のかかるかからない。
色んな方法があります。
自分が試してきた、薄毛対策を振り返ってみました。
シャンプー
薬局に行くと手軽に入手できるのが、育毛シャンプーです。
当時の僕は、テレビCMがやっていたこともあり、スカルプDを使っていました。
メリット
毛穴の皮脂を洗ってくれるので、進行を遅らせることができます。
髪の毛に皮脂が付くと、まとまってしまい、毛量がより少なく見えるので、フサフサ感を増すためには、シャンプーを使った方がいいですね。
[医薬部外品] アンファー (ANGFA) スカルプD オイリー 2点セット (シャンプー & コンディショナー) 脂性肌...
当時のシャンプーはもう販売されていませんが、この商品がその後継に当たります。
素直に爽快感があって、気持ちのいいシャンプーです。
すっきりしてオススメですよ。
デメリット
効果の実感を感じ取りにくいです。髪の毛が戻った!とまでは思えません。
また、若者向けのヘアコンディションを高めるシャンプーよりも、お値段が高めです。
しかし、見た目のフサフサ感が上がり、進行を遅らせることができるので、高いだけの効果を感じることができます。
同時にヘッドスパを使うと、より効果が高まります。
もちろん防水。手で洗うより、汚れを落とすことができます。
育毛剤
薬を飲むのに抵抗がある方は、ここが最後の砦になるでしょう。
育毛シャンプーもそうですが、育毛剤もたくさん種類が販売されています。
僕は、「リアップ」を使っていました。
かなり前ですが、ミノキシジルが5倍になった!と効果の上がったテレビCMを見て、この商品を使い出しました。
ミノキシジルとは?
ミノキシジルは元々、血管拡張作用を有する薬品で米国で降圧薬として開発されました。その副作用として“毛が生える”という現象が起きたため、AGA治療薬として改良されました。
血管が拡張されるので、血液の流れをスムーズにしてくれるので、毛母細胞に栄養が行き渡りやすくなるのです。
メリット
正直、効果があります。
1回の使う分だけ分けてくれる容器ですので、適量を塗布することができます。
時間もかからず、すぐケアできるのでお手軽です。
デメリット
残念なことに整髪剤を使った時のように、髪の毛どうしがくっついてしまい、より地肌が見えやすくなってしまいます。
固まった後に、ブラシでとかせばいいのですが、整髪剤と違って速乾性もないので、ちょっとわずらわしいんです。
また、一度髪の毛が増えても、使用を止めると元に戻ります。
また、効果の高い物ほど、高価になるので、継続にお金がかかります。
最近では、元SMAPの香取慎吾さんと草彅剛さんが出演している「スカルプD メディカルミノキ5」がよさそうですね。
草彅さんが兄に、香取さんが弟を演じている「ミノキ兄弟」が、シュールで楽しいです。
この商品にはミノキシシジルが、日本国内最大濃度で配合されているというので、かなりの効果を期待できます。
ふっきれていて、いいですね!
内服薬
正直、薬を飲んでまで...と思っていたのですが、友人が試したら、劇的に変化したのをこの目で見たので、僕も飲み出しました。
上で紹介しました、リアップやミノキの配合されている「ミノキシジル」の内服薬と、フィナステリドと一般名で呼ばれる「プロペシア」を購入しました。
どちらも医師の診察を受けた上で処方箋を交付してもらう必要があり、定期的な通院が必要です。
でも、なかなか薄毛の治療で病院に行くことに抵抗があったのと、そのために時間を割くことがなかなかできません。
リスクを考えると、絶対に医師の処方薬を使用した方が間違いないのですが、お手軽さから個人輸入代行業者から購入していました。
最初は、ミノキシジルとプロペシアの両方を服用していました。
上の写真の様にセットで販売されているくらいなので、相乗効果があるのでしょう。
ミノキシジルは元々心臓病の薬として使用され、その副作用として毛量が増えたことが確認されたことから、薄毛治療にも使われています。
なので、将来もし心臓の疾患を患ったときに、困るかもと思って、早々にプロペシアだけに切り替えました。
メリット
かなり効果があります。
人によっては、劇的に変化します。
個人差がありますが、友人は、何もない状態の頭皮から、ちょっと薄いねと感じれる所まで回復しました。
正に驚異的でした。
肝心の自分はどうかというと、薄かった頭頂部の頭皮が目立たなくなったのです。
これは、感動でした。
オススメできませんが、個人輸入で購入できるものは、価格がかなり安く1月当たり、1000円もかかりません。
インドのシプラ社が製造・販売しているプロペシアのジェネリック薬「フィンペシア」を服用していました。
その効果は絶大です!
デメリット
服用してしばらくは、抜け毛が多くなったので、かなり心配になります。
その時期が過ぎると、効果が表れるのですが、頭以外にも効果があるので、ちょっと戸惑います。
また、医師の診察を受けずに服用する場合には、自己責任になるので、注意が必要です。
また、副作用がないことを保証されていません。
僕の飲んでいた「フィンペシア」は、海外のジェネリックなので、当然日本での有効性や安全性を認められていません。
「医薬品副作用被害救済制度」という公的制度の対象にもなりません。
これも育毛剤と同じく、服用を止めると効果がなくなります。
薬よりも栄養を高めて、髪を育成した方が、余計な心配をしなくて済みます。
いろいろ試したその後の顛末
実は、現在薄毛の治療は何も行っていません。
育毛シャンプーも養毛剤も内服薬も使っておりません。
というのも、少し前の健康診断で、腎臓のとある数値があまり良くなかったので、ちょっと恐くなり止めてみました。
10年弱と長年効果があったものを止めるのは、勇気が必要でしたが、ハゲより健康を優先です。
ミノキシジルやプロペシアに、腎臓への副作用があるとは限りません。
でも、一生飲み続けるのもしんどいし、この辺で止めてみるかと思いました。
まとめ
結局、最後はどこまでこだわるかにかかっています。
正直、遺伝には勝てないと思います。
色んな薄毛対策があると思いますが、自分でできる最大の対策は、健康な暮らしを送ることだなと感じました。
規則正しく、栄養もしっかり取って、バランス良く偏らずに、適度な運動をする。
ストレスもなるべく溜めない健康的な生活。
これが、一番のハゲ対策だと思います。
髪の毛があった方がいいのは、皆さんが感じる共通項だと思いますが、起きてしまう現象は受け入れてみるのも1つの方法かもしれません。
それでも、何とかしたい人に色々試して感じた御紹介できる最善策は「専門医にかかり健康な暮らしを送る」の一択ですね。
髪の毛以外の悩みもなくなるかもしれませんよ。