これまで十数年、「痛風」とお付き合いをして来ました。
通風とは?
痛風とは、 尿酸が体の中に貯まり、水溶性が低いために結晶になって体内に蓄積し、炎症を起こして激しい関節炎を伴う症状になる病気です。
長年連れ添った夫婦であるかの様に、いつもすぐそばにいてくれます。
ありとあらゆることを試してみたつもりです。
ダイエット、節酒(禁酒ではないのが悲しい)、フェブリク錠の投薬...
一生の付き合いを覚悟はしているものの、忘れた頃にやって来ます。
そんな痛風患者にとって、一番の天敵は、プリン体。
こいつが尿酸値を上昇させ、尿酸血症が関節に貯まり、痛風発作となるわけです。
残念ながら、お酒の中で僕はビールが一番好きです。
なのでコンビニにも売っていて、買い求めやすい「キリン 淡麗プラチナダブル」を好んで愛飲しています。
正確には、発泡酒ですけどね。
何と言っても、プリン体と糖質が「0」なのが素晴らしい!
でも、これはなるべく尿酸値を上昇させないためで、抑えたり下げたりは、してはくれません。
お酒だし、当たり前ですね。
あるとき、ネットを見ていたら、とある商品が発売された記事を見つけました。
読んでいくと、「世界初、ついにアンセリンで尿酸値を下げる時代へ。サッポロ うまみ搾り」!
こんな文章が、僕の目に飛び込んできました。
心の中で「なんだとぉぉ!!!」って叫びながら、気が付くとAMAZONでポチっておりました。
アンセリンとは?
アンセリンは、尿酸値を下げる働きをします。
- プリン体が分解されて尿酸になる前にもう一度、プリン体に戻すことで、尿酸が作られ過ぎるのを防ぎます。
- 体内で発生する乳酸の代謝を促進して、尿酸の排せつを促します。
すぐに到着。
AMAZONプライム様の働きぶりに、いつも感謝しかありません。
犬も気になるようですが、あげられません。
しっかりと「尿酸値を下げる」って書いてあります。
飲みながら、尿酸値が下がるなんて、こんな嬉しいことはありません。
これまで痛風の記事を、いくつか書いてきました。
それだけ苦しめられていたのです。もう、これでお別れかと思っても、少しも寂しくありません。
はい!超えています!!

フェブリク錠をずっと飲んでこの数字です。
薬飲む前は10.8までハイスコアをマークしました。
さようなら、痛風!
実際に飲んでみました。
結構「淡麗プラチナダブル」に近い味。
後味が少しもの足りなく感じるけど、全然許容範囲。
そもそもビールと比べることが間違いなのです。
これで、新しいお供ができて、楽しむことができるぞ。
なんて嬉しくなってきました。
あ~、でも昼から飲んじゃったし、何か用事でもできたら困るなぁ、なんて思っていたら、ふと気が付いたことがありました。

あれ、ノンアルコール?って書いてある。
でも、お酒って書いてありますよね。
完全に妙薬を発見したつもりになって、浮かれておりました。
もう、何も見えてなかったんだと思います。
本当に気が付かなかった。
ブログ書きながら飲み出したので、画像アップながら、あれぇっ、てなってしまいました。
一度思い込むと、気が付けなくなる事ってありませんか?ありますよね??
うれしくて、もう「うまみ搾りは、お酒」って思い込んでいたんです。
やらかしました。それも24本!
何故6本にしなかったんだろう...
だって、嬉しかったんです。本当に。
これは、しばらくノンアルコールを飲んでおけってことですね。
自業自得ですし、うまみ搾りがなくなるまで、従うことにします。
でも、チェイサー代わりにもいいかな。
出だしと結末が、180°変わってしまいましたが、冷静になって考えてみると尿酸値が下がるのは、間違いありません。
実際、味もよかったので、ノンアルコールだと気が付かなかったのも、僕のバカ舌のせいばかりでは、ないのかもしれないのです。
これは、これで愛飲し続けてもいいなぁと、素直に思い直しました。
飲み過ぎも防げそうですしね。
尿酸値が高いいとほど痛風になりやすいです。
でも、痛みが出て反省している内が、花かもしれません。
通風が進むと、腎不全や尿路結石、動脈硬化、心筋梗塞、耐糖能異常、高血圧など、さまざまな疾病にかかりやすくなります。
お酒を楽しめる間に、気を付けなければ、いけません。
結論として、「うまみ搾り」は、かなりお勧めの商品です。
また、「うまみ搾り」に含まれているアンセリンは、肉体疲労の軽減にも効果的な様ですよ。
尿酸値が高い、通風仲間の皆様、よかったら試してみて下さいね~。