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僕がブログを書く理由

2020年4月17日

 ふと思い立って今年の1月29日からブログを始めてますが、何とか続いております。ついこの間のことなのに、どうしてブログを始めてみようと思ったのか、正確に思い出せないんです。10年くらい前に2年ほどブログを書いていたことがあったので、正確にはブログを再開した方が正しいのですが、中身が全く違います。

 当時は特定の方達に向けて出来事を発信する内容で、一般の検索で見ていただける人は対象にしておらず、役割を終えたときにやめてしまいました。なので、今年から始めたブログもあまり抵抗なく書き始めることができたのは、幸いな経験だったと思います。

 たぶん、同じことばかりをしていても、ただ時間だけが過ぎていくので、自分にできる色んなことをしてみようと思っていたから、再開したんだと思います。再度始めて見てからは、ブログでできることも進化していて、随分と表現方法が多くなっていました。まだまだ使いこなせておりませんが、これ以上の機能は使う必要がないかなとも思います。でも、もう少し読んでいただける方にとって見やすい工夫はしていきたいとも思ってします。なりゆきにまかせていこう。

 で、元々が同じ出来事や情報を共有している仲間へ向けてのコンテンツばかりだったんで、今回はちょっと勉強してみようと他の方のブログもあちこち拝見してみました。ブログを書いていると自分と会話しているような気持ちになって、おもしろくなってきたので、もっと楽しくなるには皆さんがどうしているかを検索したら、アクセス数を増やすテクニックばかりが目に付きました。

 僕もやっぱり書く以上は誰かに見てもらいたくて、参考にしていろんなことを一通りはしてみようとしていますが、ブログを書く本質をアクセス数アップに置くと継続することが辛くなる気がする。まだまだ初心者から抜け出していないから、甘い事を言っているなぁと思われるのでしょうけど、先ほど書いたように僕の思うブログは、自分との対話なんです。

 そんなのは個人の自由だから、収益重視、コミュニケーション重視、楽しさ重視、いろんな楽しさがあると思います。でも、やっぱり僕は自分との対話かな。まだ短いですが、続けてみて感じているのは、自分の人生を豊かにするためにやってると思う。

 できることは一通りやってみようと思って、広告を貼って収益もでないかな~なんて思ってるから偉そうなことは言えませんし、アクセス数が欲しくなってるのは間違いないけど、その気持ちで初志貫徹はしたいかな。だけど、ブログのアクセス数アップのために、いろんな方法で繋がってみたりすると、メッセージをもらえたりして、うれしいこともやっぱりあるものですね。

 自己承認欲求がこんなところで満たされるなんて思ってもみなかった。僕は分かる人にはバレてもいいやと思って書いているけど、基本的に匿名ブログを貫くつもりです。その姿勢でいるにも関わらず、現実の自分をご存じない方にネット上の自分とやり取りしていただけるだけでも、素直に嬉しく思ってしまう。

 これまでの僕は、ちょっとネットの中の人を軽んじていたかもしれません。人間関係の構築っていろいろな方法があると思います。SNSを見ているだけで、その人がすぐ側にいるような感覚になることもある。最初の頃は不思議に思ってたけど、今では当たり前なんでしょうね。

 無理してブログを書こうなんて初めから思っていなかったけど、自分との会話、記憶の記録、新しい出会い、新鮮な発見や気づき、過去への邂逅、未来の展望。ただ起きて仕事して飲んで帰って寝るだけでは、思いも寄らなかった事を考えることができる自分に出会えた。

 僕のことを誰も知っている人がいない世界。知っている人に自分の目標、反省、夢、後悔を伝えて話すのも、打ち解けあえてよりいい関係になれるし、生きている上での醍醐味だと思う。でも、知っている人だから言えないことも当然ある。なんでも分かり合える友人なんて一人でもいれば、充分過ぎると思う。

 家族になんてもっと言えないことが多い。自分のうしろめたい部分ではなく、痩せ我慢をしなくてはいけない場面が多いですしね。こころを許せる家族だからこそ、守るために言わなくてもいいことは言わない方がいい。その隙間?を埋めてくれるものの一つが、僕にとってのブログなんだと分かってきました。

 テクニック的なこと、集客をする工夫、受ける文章を書く配慮、見栄えを良くする技術、全て大切だとは思うけど、書いているときの自分との対話を軸足にすることが僕のブログの根幹なんだと思いました。やはり、現実の世界で会う方々の方が、日頃の生活にとってより密接な関係にあります。自分にとって大切な方々をより大切にするためにブログを続けていこうと思う。

 あるとき振り返ってブログをしていて良かったなと思いたい。でも、それはこれまで生きてきた自分を変えたり、これからの生き方を変えるものにまで昇華させるつもりはないのです。

 今を大切にするためにこれからも続けていこうと思いました。

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