僕の好きなの俳優にトム・ハンクスさんがいます。
トム・ハンクスさんと言えば、数々の映画に出演し、代表作としての「フィラデルフィア」と「フォレスト・ガンプ」では、アカデミー主演男優賞を受賞しておられます。
他にもたくさんのヒット作があります。
なんとなくコミカルなイメージがあるのですが、「グリーンマイル」みたいなシリアスな役も演じることができる役者さんです。
僕がコミカルなイメージがあると感じるのは、高校生の時に見た「ビッグ」の印象が強くて、それを引っ張ってしまっているからだと思います。
その頃は、レンタルビデオ店が普及しだして、随分とビデオレンタル代も安くなった頃でした。
現在は動画配信サービスも普及してきて、レンタルビデオ屋さんも、既存の経営方法では立ち行かなくなってるんでしょうね。
時代の移り変わりも激しいし、産業には寿命があるので見極めないと大変です。
確か僕が高校生の頃に見たと思うんですが、とにかく面白かった。
簡単に要約すると小学生がある朝起きると大人になっていて、様々な経験をしながらコミカルさに悲哀も交えて成長していくお話なのですが、自分が高校生という大人への過渡期でだったこともあって、その時僕の琴線に触れたんだと思います。
借りてきたVHSビデオをダビングして、何度も何度も見ました。
今ブログ書きながら、また見てみたいなぁって探してみたら、AMAZONプライムで見れるんですね。
うーん、世の中ってなんて便利なんだ。
でも、レンタル199円。購入1,500円。何故だろう。
こんなに見たいのにAMAZONプライムへ追加料金を払いたくないこの気持ち。
毎日体脂肪を減らすトクホ飲料を買ってるくせに、同じくらいレンタル代にお金を払いたくない。
飲みに行って、生中3杯くらい軽く飲んでしまうのに、購入してまで見たくない。
またテレビで放映してくれないだろうか。
単にせこいだけなんでしょうねぇ。
でも、この気持ち分かっていただけますよね?
映画の話自体は、ネタバレも含んでしまうので、詳細には書きませんが、注意して読んで下さいね。
ストーリーの中で印象に残っているのは、以下のシーン。
・移動遊園地で見つけた何か起こると思わせる「ゾルター」の不気味さ
・親友と「ゾルター」を探しに旅に出るわくわく感
・おもちゃ屋で巨大な鍵盤を足で演奏するジョッシュと社長の連弾シーン
・中身がこどもと知らないおとなの女性が恋愛へ至るまでの滑稽さと真摯さ
・大人の社会で仕事をする内にこころまで大人へ成長していく過程の喪失感
・大人になって失ってしまうこどもの純粋さや感性の表現
今見ても絶対おもしろいと思う。
とんと映画館へ足を運ぶことがなくなりましたが、先日「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」を隣のシートとの間に壁を設けてあるプレミアシートを予約してまで見てきました。
僕はもう身も心も大人になってしまったなぁ。当たり前ですが。
三島由紀夫の映画は、もちろん素晴らしかったのですが、とにかく難しかった。
引き合いに出してはいけませんが、「ビッグ」はその真逆で、とにかくストーリーが分かりやすい。
考えさせられる映画かどうかは、人それぞれだけど単純に見ていられます。
大人になることがいいことばかりではないので、こどもの素直さも失わずに持っていたいですね。
かなり古い映画になってしまいましたが、お勧めの映画です。
外出を控えなくてはいけない今だから、是非見てみて下さい!僕もケチらずに見てみよう!!
好きなものってデータとかじゃなく、モノが欲しくなってしまいます。
映画の中でどれが一番好きですかって聞かれたら、迷わず「ビッグ」と答えます。
よかったらどうぞ~