よくお弁当に、タコになった赤ウィンナーが入っているシーンを、ドラマやマンガなんかで見かけるけど、実際に入っているのを見たことがない。
僕自身入れてもらった記憶がないし、リクエストした記憶もない。
でも、居酒屋なんかだとたまに置いてあって、見かけるとつい注文してしまいます。
そんなに子供の頃、食べた記憶がないんだけど、懐かしい味だなと感じてしまう。
覚えてないだけで、食べていたのだろうか。

でも、赤ウィンナーっておいしいかな。
絶対に他のウィンナーの方がおいしいと思う。
あの安っぽい味に、何を使って着色しているか、分かったもんじゃない、わざとらしい赤色。
独特の味だから、魚肉でも入ってるんじゃないか、なんて思ってしまう。
でも、入ってないようだ。
赤ウィンナーを食べるくらいなら、シャウエッセンやアルトバイエルンとか、ジョンソンビルの方がよっぽどうまい。
ウィンナーは、ソーセージの一種で、太さが20ミリ未満のものをいうらしい。
他のウィンナーやソーセージは、焼くとパリッとして、粗挽きのやつなんて、歯ごたえがあって肉を食べてる感じが堪らない。
赤ウィンナーは、上手に焼かないと、皮がはじけてしまうこともよくあり、大変めんどくさい。
どうも時代が豊かになる前は、材料にいい素材を使えなかった為、見栄えを良くするために赤く着色したそうです。
実は、最初は日本で作られたものみたいでした。
そんな代替品やごまかしから生まれた上、他にもおいしいウィンナーが散々あるんだから、赤ウィンナーなんて食べなくてもいいのに、何故かあると注文してしまう。
文句ばっかり言いましたが、結局大好きなんです。

赤ウィンナーって、タコばかりでなく蟹になったり、他にも色々と加工できるみたいで、子供が小さいときは、きっと喜ぶんだろうと思う。
子供の喜んだ顔は思い出せないけど、ブログ書きながら赤ウィンナーをタコにして焼いていた記憶が思い出された。
自分用にタコさんへ加工して食べてたのなら、少し悲しい。
きっと自分用だった気がする。
でも、タコ型にすると、食感がよくなるのか、より美味しく感じるので不思議です。
そんな赤ウィンナーだけど、業務用スーパーに行くと、大量に袋詰めされたものを、お手頃な値段で買うことができる。
こんなの焼いてお酒飲んでたら、一袋なんてあっというまだろう。
ケチャップ付けたり、マヨネーズつけたり、辛くしたりとバリエーションもかなり広い。
焼かないで、油で揚げてもおいしそうだ。

でも、家だとめんどくさくて、電子レンジでチンして食べてしまうからもったいない。
家もいいけど、お店で鉄板の上に乗せられて、ちょっと高級感をだした赤ウィンナーも捨てがたい。

あー、赤ウィンナー食べたくなってきた。
今晩は、赤ウィンナーで晩酌と晩御飯にすることにしよう。
でも、きっと健康には良くないんでしょうね。
