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ブログって知らなかった自分と出会えて不思議|続けてみるものです

2020年5月3日

 ブログを書いていると何を書こうかなと困る時があります。なんとなく自分の中にある在庫を放出している感じがするんです。自分が培ってきた情報や経験をアウトプットばかりして、常に世間の情報の入手を怠ってインプットをせずにいると、いつか書くことがなくなるのではないかと思えて来ました。

 自分語りをつらつら書いて、ブログという媒体を利用して自分で思いもしなかった考え方に気づいたり、情報の整理ができていると感じたこともあったので、この仕組みを実社会にフィードバックして役立てようと思っていたのですが、実際はただ単に自分がちゃんとした考え方も確立していない、薄っぺらい人間なんだと気付かされてしまいます。

 それでもこれまで何とか手を抜かずに生きて来たつもりなので、自分なりに色んな経験を積んではいたはずだと、考え方や生き方について書きたいと思いますが、つい何かの紹介だとか過去に楽しかったことの振り返りの頻度が、ここ最近多くなっていることに気付きました。

 もちろん自分のブログなので、それがいけないと言うわけではありませんが、自分がないような気がして少しさみしくも思います。お役に立つ内容の方が、ブログを読んでいただく分にはいいんですけどね。ブログを始めた当初の想いや方針から変わっていくことも新たな試みになって正解だと思いますが、なるべく初志貫徹したいなと思います。

 なぜこんなことになるかというと、たくさんの方達が書いている何かに特化したブログを自分が書こうにも、そんな造詣が深い分野をまるで持っていなかったのです。全てが浅く広くって感じなのかな。深く掘り下げるよりも色んなことを広く見た方が自分にとって楽しい人生なんだろうと思ってみたけど、どうやら浅く広くでもなく、浅く狭くの様でタチが悪い。

 基本的に何かに興味を持って熱中することが持続しないのです。と書くとダメな奴だなとお思いかもしれませんが、一応やってるときは結構一生懸命やるんです。でも、区切りが付くともう興味が薄れてしまう。中学高校や大学の時にやっていたスポーツも当時は熱中してたけど、今では現在第一線の選手名すら分からない。

 商売の専門分野にしても素人からしたらプロでめちゃめちゃ詳しいんだけど、同じ道の方にはかなう気がしない程度である。そして、それでいいとも思っている。だいたいアラフィフ世代の男子のクセして、プロ野球が全く分からない。こどもの頃から現在に至るまで全く興味がない。で、案の定周りが盛り上がるときに取り残されるのだけど、そんな期間も長かったから、その場の話を聞いて、タイミングをずらして内容にちょっと脚色したオウム返しをしていれば、何となく会話に交じっている雰囲気になれるテクニックは身についた。

 相手の方に基本お話しをしてもらうので、こちらも楽だし相手も心地いい。ふと思うとこのテクニック?仕事でめちゃくちゃ役に立ってるな。瓢箪から駒、怪我の功名、しっくり来る言葉が見つかりませんが、結果ラッキーだった気もする。

 今趣味と呼べるものは、仕事や所属団体の御縁で招いてもらえるゴルフくらいだろうか。これも今は気持ちが入っているので、かなり気合いを入れて取り組んでいるのですが、お金を使って練習し、知識も増やしている割にはちっとも上達しない。何か大切なものを落として生まれてしまったのではないかと思うくらいです。実際、球技に関する運動神経は、前世に置き忘れて来たか来世に預けてしまったとしか思えない。この才能があるかないかで、幼少時から思春期までかなり青春に影響を及ぼすと思うのです。努力したんだけどなぁ...まぁ、報われない切なさを早期に知れてよかったと思おう。

 目線を変えて誰よりも詳しいことを探してみると、自分のことについては、さすがに自分が一番詳しいと思う。こうやってつらつらと思ったことを文字に起こしていく。このこと自体が記録に残り、更に自分に詳しくなっていく作業だと思います。徒然なるままに書くとは、こんなことも含まれてるのかな。

 ものごとを深く掘り下げられないということは、興味が薄いことになるかもしれないけど、もちろん向き不向きもある。こうやって書いた内容を分析し、自分のバランスを円グラフを思い描いてみるのもおもしろい。うん、かなりいびつなグラフになるのかと思ったら、違うな。結構丸いぞ。どこもかしこも平均的で特化していない様なグラフになる。

 今度はぱっと思いつかなかったような項目を自分の円グラフに増やしてみる。なるほど恥ずかしいから書けないけど、良くも悪くもちょっと自分が他人に誇れるかもしれない項目も見えて来た。なんだろう、自分が持っているいい部分というのは、日頃意識していないから、こんなに文章でも書いてみないと分からなかった。と言うことは、日頃の僕は悪い部分だけを気にして生きていたことになる。

 さすがにそんな人生はつまらない。一番自分を知っているのが自分だからこそ、これからの人生はこれまでの自分を肯定してあげるような人生を送ることにしよう。他人に迷惑を掛けなければ、そのくらいのわがままはちっともわがままではないのだ。

 折角このブログを訪問していただける方には、申し訳ないのですが、たまにこんな読み手側を一切無視した自分都合のブログを書くと思います。とは言え、冒頭で書いたように僕にとってのブログは自分の中に溜めてある感情や情報を出していく訳ですが、当然在庫が減ってくると新しい情報や出来事を仕入れなければ、自分が更新されません。

 ブログを続けていくことが、色んなことに目を向けて情報を仕入れることに役立って来ました。ちょっと気に掛けてみる、そんな活動が日々の暮らしを活性化させるんだなぁと感じております。

 なので、このブログに来ていただいた方には、暖かい目で眺めていただけると幸いです。見ていただけた場合は、どうか引き続きご笑覧下さい。

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