僕はお酒をよく飲みます。
日本酒もウイスキーも好きだけど、お酒の中ではビールが一番好きです。
だけど、10年ほど前から痛風になってしまい、あの痛みは、もう二度と味わいたくないから、本当はあんまり飲んじゃいけないのです。
僕がビールを好きな理由は、単純に美味しいからだけど、飲んでいて安心だからです。
でも、そんなビールもデメリットが多いのです。
よく一緒に飲む連中は、カロリーやプリン体を気にしてか、乾杯が終わると早々にハイボール等へシフトして行きます。
ビールのデメリット
アルコールのデメリットは、他のお酒と共通しているので、省きますが、ビール固有のデメリットもあります。
カロリーが高い
醸造酒ということもあり、蒸留酒よりカロリーが高めです。
脂肪肝になりやすい
飲み過ぎると、肝臓が疲れて肝機能が正常に動かず、普段分解吸収されるものが、徐々に肝臓へ脂肪が溜まってしまいます。
お腹がふくれやすい
炭酸が入っているので、胃が張ってしまい、あまり食事を取れなくなります。
食事量が少なく済むというメリットには、なるかもしれません。
プリン体が多い
通風等の成人病に繋がるような成分が、多く含まれています。
脱水になりやすい
ビールを1リットル飲むと、1.1リットルの水分を排出すると言われています。
利尿作用が強いので、水分を摂取しないと、様々な病気に繋がりやすいです。
翌日のことも考えて、お水をもらいましょう。
デメリットの言い訳
さて、デメリットを書きましたが、実はそうでもないんです。
- カロリーが高いのは栄養価が高いので、仕方がない。
- 脂肪肝になりやすいのは、食事の量を減らして対応。
- お腹がふくれやすいのは、個人的に何故か感じたことが一度もない。
でも、痛風の発作が出てしまい、過去の全てを反省している時に夢中読んだ情報によると、実は痛風の原因は7割が体質だといいます。
残りの3割が日頃の不摂生の成果となり、晴れて足の大きさが1.3倍に膨れて、夜も寝られなくなるのですが、つい毎回ビールを徹底してしまいます。
原因の3割しかビールが悪者になる余地がないというのは、自分自身への甘さから来ている、情報をいいとこ取りした希望的観測に過ぎないですね。
この点は完全敗北です。
ビールのメリット
ビールから他のお酒に変えて行く皆さんを尻目に、宴会が始まってから終わるまで、僕は、ビールを貫きます。
好きなものは、なかなかやめれません。
そんなビールのメリットとしては、先ほどと矛盾するかもしれませんが、たくさんあるのです。
適量を守って飲めば、ビールはそんなに健康に、害を与えるものではありません。
健康にいい
ビールには、驚くくらいの栄養素が含まれています。
麦やホップからつくられているので、ビタミンB郡やカルシウム、亜鉛、カリウムなどが豊富です。
腎臓にいい
利尿作用に優れています。
水分を失いがちですが、尿を通して体から毒素の排出を促し、結石ができるのを防いでくれます。
話がはずむ
瓶ビールだとお互い注いで、注がれてを繰り返しますので、コミュニケーションが活発になります。
注ぐという手間を増やすメンドクサイ行為が、会話の潤滑油になるのです。
距離が縮まる
不得意な方には敬遠されガチですが、ビールを注ぎに行くという行為は、相手との垣根を下げます。
ビールを注ぎ行くという1点で、席の移動がしやすく、目上の方や部下との距離を簡単に縮めることができるのです。
アルコール度数が低い
アルコール度数が割と低いので、他のお酒よりも翌日へ影響を残しにくいです。
安心のビール
先ほども書きましたが、ビールの何が安心かというと、アルコール度数が一定だという事に尽きます。
ハイボールやサワーも美味しいんだけど、気がつくと想定以上に酔っている事がないでしょうか。
作り手によって濃くなったり、薄くなったりするので、思ってたより度数が高い場合があります。
その点ビールは銘柄によって、多少の違いはあっても、ほぼ5%前後。
海外のビールには10%以上の例外もありますが、日本のビールを飲む分には、まず安心です。
飲んでいるとついつい、「ながっちり」になってしまいますが、翌日に「昨日は飲み過ぎたなぁ」って、振り返るだけで、なんとか業務への支障も最小限に抑える事ができます。
最強のコミュニケーションツール
これも繰り返しになりますが、注いで注がれてもできるし、ビールはコミュニケーションツールとしても、大変秀逸である事は、周知のとおりだと思うのです。
自分の心がけが一番大事ですが、まだ親しくない間柄同士でも、一気に距離を縮めてくれます。
そんなビールが、若い方にとっては、あまり重宝されていないのを、よく見たり耳にします。
楽しい方達と集まる飲み会は、自由にサワーでもノンアルコールでも、自分の自由に飲んで構いません。
でも、これまでビール党の僕が培って来て、感じた会話の潤滑油としての立ち位置は、やっぱりビールに軍配が上がります。
「そんなの必要ないわ」って方も多数いるかもしれないけど、僕にとっては必携の最強コミュニケーションツールなのです。
実は日本酒でもOK
そんなビールとは今後も上手に付き合って行きたいのだけれども、最後によく日本酒で失敗します。
日本酒を勧められると、あれだけ好きなビールからくら替えしてしまいます。
きっと、日本酒も楽しさの延長で、美味しい上に、注いで注がれてができるからです。
ビールとの付き合い方
お酒がだんだん弱くなって来て、すっかり2軒目に行けなくなって来ました。
そんな僕が、最大限楽しい方達との時間を楽しむには、ビールが最高のパートナーなんです。
僕の中では、どんな料理にも合うお酒ってビールしかないと思い込んでいるので、ビールのお供を今後も探して行こうと思います。
プリン体少なめで。
一番好きな銘柄
異論はあるかと思いますが、僕が一番好きなビールは、「ハートランドビール」です。
もちろん美味しいのですが、何故か一番おいしいと書こうと思ったら、少し意味合いが違いました。
置いてある店が少ないので、あまり知られていないかもしれませんが、キリンラガービールに次ぐロングセラーです。
ビンのデザインが、ものすごく好きです。
実は、ハートランドビールのコンセプトには「コミュニケーション」というキーワードがあるのですが、僕のビールに感じる最大の魅力が、ここなんです。
そんな意味合いもあって、大好きでおいしい「ハートランド」。
残念ながら、宴会場で飲めたことは、これまで一度もありません。ざんねん。買うことも難しいですしね。
市販がされているところもあまり見かけないので、お取り寄せをたまにしております。
家飲みのお供
今、家飲みで一番重宝しているのは、「キリン 淡麗プラチナダブル」。
これ、最高です。
厳密には、ビールではない発泡酒に分類されますが、何とプリン体と糖質が「0」!
味わいはさすがにビールに軍配が上がりますが、逆にすっきりとした味わいで、かなり飲みやすい。
他の発泡酒は、アルコール自体を飲んでいる感じがする時があるのですが、これは、言われなければ、ビールです。「0」で美味い!
まとめ
いろいろ好きなビールを肯定したくて、言い訳めいたことを書いてきましたが、ビールは最高なのです。
そんな愛するビールを長く楽しむ為にも、日頃の節制が大切ですね。
最高に楽しい時間になるため、日々頑張りましょう。