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情報発進に魅力があるnoteの間違った使い方とブログとの併用方法

2020年11月7日

ブログとは違うのですが、似て非なるサービスに「note」があります。

noteは、SNSとも異なり、その手軽さは、ブログより簡単にSNSより詳細な、情報発信が利用できるツールです。

 

「note」の使い方

note公式を見るとこう書かれています。

だれもが自分の「メディア」を簡単に作ることができる、プラットフォームです。noteでは、みんなが思い思いのジャンルで創作を自由に楽しんでいます。

ページビューを増やすことよりも、お金を稼ぐことよりも、あるいはフォロワーを集めることよりも、何よりも大事なこと。それは、楽しんで、発表し続けることです。

名文や超大作を仕上げようとして手が止まってしまうくらいなら、駄文でも短文でも悪ふざけでも、とにかく気軽に投稿しましょう。

noteは、「創作を楽しみ続ける」「ずっと発表し続ける」ことを大切にしています。

 

「note」の強み

何か分からないことを「Google」で検索してみると、ヒットして表示されるサイトが、noteで書かれた記事だったことが、以前より多くなった気がします。

会員登録数も急増しており、法人アカウントも順調に伸びているようです。

企業用の「note pro」は、独自ドメインを利用できたり、note独自のアナリティクスで分析ができたりと、独自でサイト構築をするより、効率のよい集客ができます。

 

予約投稿ができたりもするので、個人で利用してみても、メリットは大きいのですが、月額利用料が5万円もしてしまうのは、かなりハードルが高いですね。

また、noteで作成した記事は、「note」自体のドメインパワーが強いので、検索に引っかかりやすく、上位表示がされやすいので、より多くの方に見ていただきやすいと言えます。

note以外のサービスでは、「ameba」「はてなブログ」が有名ですが、サービス内で他の投稿を閲覧する仕組みとしては、使い勝手からしても「note」に軍配が上がるように感じます。

 

「note」の魅力

「note」の利用を始めてから、7ヶ月程経ちますが、他の記事を見ていても、利用方法が千差万別で、僕自身楽しく拝見させてもらっています。

現在は、ブログでできることが、noteではできないことも多いのですが、その不自由さが利用者の手軽さを、より一層高めていると思います。

noteには、他のツールにはない魅力があります。

それは、記事を有料で販売ができるといったことではなく、利用している方達の取り組み方を見ると、真摯に取り組んでいる様子が伝わってくることに、一番の魅力を感じます。

もちろん、メルマガの様にマガジン形式でも有料化できたりと、収益化のツールとしても優れていますので、目的に応じてた利用をすることができます。

そういった意味では、かなり門戸の広いツールなのは、間違いありません。

また、noteは、利用し始めてすぐの頃でも、発信した瞬間に閲覧してもらいやすく、見てもらった方に共感していただいていることが分かります。

そんなやりがいのあるツールは、なかなかないと思います。

 

「ブログ」との対比

僕は、「ブログ」をメインに毎日投稿しており、閲覧していただいた方から、時折コメントもいただいたりして、大変うれしく続けられています。

ブロガーにありがちで、日々自分のPVを伸ばそうとはするのですが、見に来てくれた閲覧者との交流は二の次です。

そういった、コミュニケーションの距離感が、SNSよりは希薄だけど、ブログよりは濃厚で、ちょうどいい距離感を感じるのが「note」なんじゃないかと思うのです。

この辺の感じ方は、利用者のスタンスで意見が変わって来ると思いますので、かなりの僕の私見ですが、そんな風に感じております。

今でこそこんな風に感じておりますが、noteの利用を始めた理由は、ブログへの閲覧者流入を増やしたかったからでした。

他にもSNSでは、「Twitter」もやっていて、こちらもほとんどブログの紹介をするツイートばかりです。

自分のメインとするプラットホームをブログに置いている以上、この利用方法は間違っていないのだと思うのですが、最近このままでいいのかな?

なんて思い始めました。

 

他の利用者に対する気持ちと疑問

もちろん、僕のようにブログの投稿記事をnoteに素っ気なくリンクを貼って、単に紹介する記事もたくさん見かけます。

でも、noteで自分の記事に「スキ」を付けてくれる方達の記事を拝見すると、自分の利用方法が失礼に当たるような気がして来たんです。

ブログの記事は、どうしても何かを紹介する内容が多いためか、書き手のキャラクターが見て取れません。

かくいう、僕もたまに書く「自分語り」以外は、自分のキャラクターを出さないようにしています。

それが、「note」では、どの記事を読んでも個性が突出している記事ばかりで、かなり距離感を近く感じることができるのです。

そういった、心の豊かさを深めようとした利用者の方が書いている「note」の投稿に触れる度に、ブログへの流入増進ツールとしての使い方に、疑問を感じてしまいました。

 

「ブログ」の魅力

もちろんブログには、「note」にはない魅力があります。

無料ブログを利用しなければ、自分でサーバーを借りて、独自ドメインを取得して、ワードプレスをインストールし、テーマを選んでカスタマイズしなければなりません。

初心者なら、これだけで何日もかかります。

僕も時間がかかりました。

やっと記事の投稿ができる状態になってから、コツコツと自分のブログを日々構築していく。

そうやって、育てていったブログは、自分の分身が集まったようなものに感じてしまい、どうしてもかわいくなってしまいます。

収益化する為に、ジャンルごとに複数ブログの運営をしている方も珍しくありませんが、自分の中から出た分身の集大成を分割していく気には、なかなかなれません。

今疑問に思っている「note」の利用方法を是正するには、ブログ記事の紹介に留まらず、「note」だからこそできる記事を書ければいいのかなぁと漠然と感じております。

 

「ブログ」と「note」に想うこと

「ブログ」は、伝えたい内容をしっかりと残す場所。

「note」は、感じたことをフランクに残す場所。

自分にとっては、そんな棲み分けが理想だと考えています。

おそらく、ブログを先に始めていただけで、noteを先に始めていたら、扱いは逆になっていたかもしれません。

note公式には、こんな風にも書かれていました。

 

noteはニューヨークのような「街」を目指しています。そこは、ウォールストリートのような金融街、高級住宅街、中華街から劇場、自然あふれる大きな公園まで、あらゆる文化圏のひとたちが共生している場所。

とても一般的でプレーンなサービス名は、だれもがどんなことでも書けるように付けられました。それぞれの価値観や生活スタイルの違いを楽しみ、隣のコミュニティを揶揄することなく、共存していける空間づくりをしています。

改めてnote側の見解を見てみると、自分が他の方の記事を読んで受けた印象から、自分の利用方法への疑問に対する理解が、ストンと腹に落ちました。

 

今後の取り組み方

おそらく、note側からしても想定内の使い方だとは思います。

でも、決して推奨された利用方法ではないはずです。

それでも、僕がnoteにブログの記事の転載を続けているのは、他の方の記事を読む魅力が「note」に詰まっているからです。

記事の投稿をしないで、ただ読みに行くだけでは、見ることを止めていたと想います。

「ブログ」「note」「Twitter」「Pinterest」...

情報発信に利用できるプラットホームは、いくつもあります。

「note」単体で見ると、発進方法としては、間違った利用の仕方かもしれません。

それぞれに、特徴のある魅力を知ってしまった今となっては、限られた時間の中で個別単体に、別の内容で利用することは厳しいので、1つの軸を中心に、いいとこ取りの利用を止めることができそうありません。

ただ、

 

「色んな意見がある」

 

このことに気付かせていただけたのは、「note」の正しい利用方法だと信じています。

度々の引用になりますが、note公式にはこうとも書かれています。

これからの人生で、長く付き合うことになるインターネット。

うまく使いこなして楽しんだ方が、きっと楽しい人生につながるはず。

noteはそう信じています。

ちょっと、解釈の仕方を文理解釈ではなく、自分勝手な類推解釈で済ませていますが、今しばらくは、こんな付き合い方をしていこうかなと考えています。

 

「note」のススメ

今回は、ブログと平行して書いている「note」について感じていたことを書きました。

ブログより手軽に始めることができる「note」。

日記代わりに始めてみても、新たな気付きがあったり、自分自身への振り返りにとってもいいツールです。

もし、魅力を感じていただけたら、是非お気軽に始めてみて下さいね~

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