台所の収納って、何故かあっという間にモノでいっぱいになってしまいませんか?
食器棚、レンジラック、冷蔵庫、床下収納、吊り戸棚。様々な収納があるのに、気が付くとすぐにスキマがなくなっています。
きっと、後から食器なんかを足していくだけで、前にあるモノを断捨離しないから、こんなことになるのでしょうね。
ちょっと、食器を買い足して収納しようと思ったら、もうスペースがなかったのですが、手が届きにくい「吊り戸棚」部分には、スキマが結構空いていました。
こんな方におすすめな「ダウンキャビネット」
- キッチンの吊り戸棚を活用していない人
- 踏み台を使って吊り戸棚を使っている人
- スマートにキッチンの収納を使いたい人
ダウンキャビネットのDIY
使い勝手が悪いので、ここを有効活用できないかなって、考えたら「ダウンキャビネット」へ行き着きました。
ポイント
「ダウンキャビネット」とは、キッチンの吊り戸棚部分の様な、上部に設置する収納の棚が、手動や自動で降りてくるものです。
背が高くない人でも、踏み台なしで高いところに収納したものを楽に出し入れすることができます。
実はこの存在を知らなかったのですが、便利でかなりの優れものです。僕が知らなかっただけで、世間では当たり前の収納方法なのでしょうか。
電動オートダウンキャビネットは高価
ダウンウォールの中には、電動で下りてきて、収納だけでなく、食器乾燥機能まで付いているモノもあります。
便利過ぎます。
魅力的ですが、お値段を見てびっくりしたので、残念ながら不採用。
手動のスイングダウンウォールがお手頃
いろいろ考えて、一目惚れしたのが、オークス株式会社の「スイングダウンウォール」。
これを自分で取り付けることができるか、かなり不安でしたが、そんなに難しくなさそうでしたし、サイズを確認してもピッタリだったので、思い切って購入。
段ボールはデカいけど、本体はそんなに重くない
AMAZONで頼んだら、3日くらいで届きました。梱包の段ボールがデカい!
箱を持ったときは、大きくて持ちにくかったので重く感じましたが、段ボールから出してみるとそれ程でもありませんでした。
でも、女性にはちょっと厳しい重さかもしれません。
シンプルで頑丈な構造
構造は、至ってシンプルですが、頑丈そうです。
付属部品はこれだけ。後は取り付けネジくらいでした。
吊り戸棚のサイズ確認が大切
大きさに比べると、そんなに重くないとは言え、だいぶ古くなっているこの吊り戸棚。
本当に大丈夫かなって、今更思ってしまいました。
また、事前にサイズ確認を怠ると折角購入しても取り付けれなかった!
ってことにもなりかねませんので、採寸だけは入念にしておく必要があります。
ちゃんと計ったのですが、それでも不安になりました。
荷重のへの補強ネジも附属
でも、構造的に、下の天板に加重がかかる訳ではなく、横板に支えられる仕組みでした。
金具の奥に見えるネジは、改めて入れた長い補強ネジです。
商品に附属しています。

棚の上部にある既存の取り付けネジの横にも、補強ネジを打ち込みました。

ここでひとつ問題が発生。
真ん中側の底板が、少し落ち込んでスキマが空いているのに気が付きます。
これもかなり不安。
でも、先ほど確認したとおり横板が支えるので、構わずに取り付けていきます。

DIYっていうのが、恥ずかしいくらい簡単
ちょっと、支え金具の位置に手間取りましたが、驚くほど簡単に設置ができました。
DIYっていう程でもありません。
規模が大きいので大変そうだって思い込んでいました。
最後に連結ネジを締めて完成です!

支え金具とダウンウォールの金具をかみ合わせて、前部の連結ネジで固定する構造でした。
そんなにたくさんのネジは打ち込みませんが、奥の補強ネジの打ち込みが、かなり長いので、電動ドライバーが絶対に必要です。
使い勝手とその機能

少し下ろしてみるとこんな感じ。
でも、ちょっとスムーズに下りてきません。

なにも収納してなかったので、重めのものを置いて試してみると…

スムーズに下りてきました。
荷物の加重があると、勝手に下りてきます。手で引くともう少し早くなる感じです。
積載荷重は上限10㎏まで
積載荷重の上限が10㎏までなので、注意しなくてはなりません。
また、ある程度重いものが収納されていないと、下りてくるのに時間がかかるので、使い勝手が悪いかもしれません。
断捨離が促進されます
でも、積載荷重が10㎏までって、結構収納できますね。
こういった新しい要素が入ると、これまでの見直しができて、いい機会になります。
この機会に、奥様と断捨離を進めて、使い勝手を更によくしていきたいと思います。
ダウンウォールのメリット・デメリット
まだ使い倒してはおりませんが、取り付けて試して感じたことがいくつかありました。
スイングダウンウォールのメリット
- 手が届きにくい、吊り戸棚部分の収納スペースを活用できる。
- 更に上の手が届かない部分まで、活用できる。
- 踏み台を持って来なくてもいい。
- ちょっと、いい気分になれる。
スイングダウンウォールのデメリット
- スムーズとは言え、下りてくるのに時間がかかる。
- 大きな棚が下りてくるので、少し怖い。
- 収納する内容をしっかり考えないといけない。
- 寸法が合っているか、不安になる。
- 簡単とは言え、取り付け作業が必要になる。
- ダウンウオールの値段で、他の棚を買えてしまう。
収納が機能的になったら、ズボラになりました。
キッチンの収納が機能的になったら、他にも楽したくなって来ました。
自動でフタが開閉するゴミ箱
奥さんに喜んで欲しくて、買ったのですが、フタが自動で開閉するゴミ箱を使いだしたら、もう元には戻れなくなります。
必要ないかなぁなんて思っていましたが、今では自動でフタが閉まらないゴミ箱に不満まで持ってします。
けっこうなお値段がしますが、それだけの価値は十二分にありです!
ドアが自動で閉まるドアクローザー
自動で閉まるフタに気をよくして、ドアを閉めるのまで自動にしてしまいました。
正直言って、ラクです(^_^;
こちらは、メチャクチャ安いです。
まとめ
ダウンウォール自体が2万円を超える商品なので、キッチン以外に置く棚を買った方がいいかなって、思わなくもなかったのですが、必要な場所の利便性をあげるために、収納空間を買うような感じです。
また、扉を開けて、棚を下ろしてから取るので、その辺に置いてある物を直接取るよりは、どうしても時間がかかってしまいます。
なので、使い方に工夫が必要です。
頻繁に使う調味料やフライパンなどの調理器具は、収納しない方がよいかと思われます。
取り皿とかではなく、盛りつけに使う大皿や圧力鍋といった、割とよく使うけども、頻繁ではないモノが最適です。
それも各家庭の環境や使い方によって違うので、考えるのも楽しいですね。
少しだけ手間がかかりますが、便利で重宝します。
また、収納が便利になった後は、装飾してみるのも楽しいですよ~。